Babilyが200万人突破
2017-11-08 10:10:04
育児動画メディア「Babily」が中国市場で急成長、利用者200万人突破
ワンドット株式会社が展開する育児動画メディア「Babily(ベイビリー、中国名:贝贝粒)」が、中国でのサービス開始からわずか8か月で、ユーザー数が200万人を突破しました。このサービスは、ユニ・チャームとBCG Digital Venturesの共同出資により立ち上げられました。「Babily」は、子育てに従事する全ての人々を笑顔にすることを目指し、育児ノウハウや離乳食のレシピ、手作りグッズの作り方、育児用品の紹介など、様々な育児情報をスマートフォンで手軽に視聴できる1分間の動画で配信しています。
この育児メディアは、2017年2月に中国の微博(ウェイボー)で正式にサービスを開始しました。現在では、20を超えるソーシャルメディアや動画プラットフォームに拡大しており、月間再生回数は1.1億回を超えています。特に微博では100万以上のユーザーが利用しており、育児動画メディアとして最大の再生回数を誇ります。
中国のベビー・マタニティ市場は約40兆円規模で、一人っ子政策の撤廃による影響などで、今後も年率15%以上の成長が期待されています。また、経済の急成長に伴い、育児観や子育ての方法も大きく変化していて、清明で多様な育児情報に対するニーズが高まっています。スマートフォンの普及も拍車をかけており、スマホユーザーは2017年に4.3億人を超えました。
「Babily」が拡大するには、ワンドットは日本企業向けに動画タイアップ広告の本格的提供を開始します。中国市場での日本企業の展開や、訪日中国人観光客へのプロモーション支援に向け、特に購買意欲の高い子育て家庭をターゲットに、自社サービスを磨いていく方針です。また、中国本土だけでなく、日本国内や台湾・香港といったアジア地域にもサービス展開を広げていく計画を立てています。
新浪微博社の顧客運営総経理である李亮氏は、「ベビー&マタニティは微博の注力領域で、スマホ向け動画は特に注目される内容です。Babilyのような質の高い動画メディアの成長を楽しみにしています」とコメントを寄せています。
一方、アリババの副総裁周暁鵬氏も、「質の高いコンテンツ提供は短尺動画業界において重要な課題ですが、Babilyはこの分野のプロフェッショナルメディアとしての成長が期待されています」と述べています。
BCG Digital Venturesは、デジタル領域のイノベーションを推進する組織であり、ワンドット株式会社もこのプロジェクトを通じて設立されました。今後も更なるサービスの向上に努め、多くのユーザーが満足できるコンテンツを提供していく意向です。
「Babily(贝贝粒)」の情報は、公式ウェブサイト及び微博、Instagramなどのプラットフォームを通じて発信され続けます。これからも、育児に関する知識や役立つ情報を提供し、多くの家庭をサポートしていく姿勢は変わらないでしょう。
会社情報
- 会社名
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ワンドット株式会社
- 住所
- 東京都港区三田3丁目5−27
- 電話番号
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