AIと伝統芸能が融合！舞台『神曲修羅六道』で創造される異次元の世界

AIと伝統芸能の融合！舞台『神曲修羅六道』が描く新たな世界

武道と伝統芸能を融合させた革新的エンターテインメント集団「武楽（ぶがく）」の最新作、舞台『神曲修羅六道』が、11月5日、IHIステージアラウンド東京にて3度目の上演を迎えます。

本作は、製作総指揮・脚本・主演を務める源光士郎氏が手がける画像生成AIと360度シアターの融合という、世界初の試みによって誕生しました。最先端の映像技術と、能楽や古武術といった伝統芸能が織りなす、他に類を見ない舞台芸術です。

物語：ダンテの魂の旅

ダンテ・アリギエーリの不朽の名作『神曲』をベースに、能楽の要素を取り入れたオリジナルストーリーが展開します。永遠の恋人ベアトリーチェを失ったダンテは、彼女に会うため死後の世界「修羅道」へと旅立ちます。そこで、武士の生き様や美学を目の当たりにし、自らの魂と向き合っていく物語です。

キャスト：豪華俳優陣が集結

主演を務める源光士郎氏は、修羅王など5役を異なる能装束と武具で演じ分け、作品テーマである「武の美」を力強く表現します。

そして、映画『MINAMATA』で国際的な注目を集めた女優・美波氏が、ダンテの恋人ベアトリーチェ役として出演。さらに、数々の舞台作品で活躍する南圭介氏がダンテ役、元HKT48の田島芽瑠氏が神功皇后役、映像とのコラボレーションの先駆者として知られるサカクラカツミ氏が帝釈天役をそれぞれ務めます。

演出：伝統と革新の融合

演出は、VR能『攻殻機動隊』を手掛けた奥秀太郎氏。明治大学教授の福地健太郎氏による先端映像技術を駆使し、伝統と革新が融合した、壮大な世界観を創り出します。能楽師、神楽師、古武術家、琵琶奏者など、各界の第一人者たちが集結し、このプロジェクトを支えています。

IHIステージアラウンド東京：360度シアターが演出をさらに進化

舞台は、360度回転する客席を持つIHIステージアラウンド東京。これにより、観客は舞台上のあらゆる角度から演出を楽しむことができます。回転機構を活かした演出は、現実世界と電脳空間の境界を曖昧にし、「電脳芸能」ともいえる新しい表現を生み出しています。

キャストコメント

各キャストは、この作品への熱い想いを語っています。源光士郎氏は、新たな試みと進化への期待を、美波氏は東西文化の融合への興味と、ベアトリーチェ役への意気込みを、南圭介氏はこれまでの公演と今回の新たな挑戦への意気込みを、それぞれコメントしています。サカクラカツミ氏と田島芽瑠氏も、作品への貢献と意欲的な姿勢を示しています。演出の奥秀太郎氏は、本作が持つ唯一無二のエンターテインメント性と、美波氏の参加による作品への変化に期待を寄せ、新たな演出への自信を示しています。