フラット50とは
2025-09-04 11:16:25

住信SBIネット銀行が最長50年の住宅ローン「フラット50」を提供開始

住信SBIネット銀行が新たに「フラット50」を始動



住信SBIネット銀行株式会社は、2025年9月4日より、住宅金融支援機構との提携を通じて新しい住宅ローン「フラット50」の取り扱いを開始すると発表しました。この住宅ローンは、住宅購入時の消費者負担を軽減する、長期的な返済プランを提供することを目的としています。

近年、住宅市場は円安や原油価格上昇による資材の高騰、さらに環境意識の高まりからのZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や省エネ住宅の需要が増加しています。これに伴い、戸建てやマンションの価格は上昇傾向にあり、消費者が住宅ローンを利用する際のハードルが高くなっています。

住信SBIネット銀行はこのような市場環境の変化を受け、以前から提供していた「フラット35」に加え、最長50年の借入期間を特徴とする「フラット50」の提供を決定しました。この製品は、特に子育て世代にとって、将来のライフプランに柔軟に対応できる選択肢を提供することが期待されています。

フラット50の特徴と利点



「フラット50」は、長期の返済が可能な住宅ローンであり、借入期間の長さが特徴です。このため、お客様のライフスタイルや必要に応じて資金計画を立てることができます。特に、子育て世代の方々は、将来の収入に合わせて返済計画を柔軟に調整できる点に高い関心を示しています。

また、住信SBIネット銀行は「フラット50」の導入を通じて、多様なライフスタイルや住宅取得のニーズに対応したいと考えており、お客様に幅広い選択肢を提供することを目指しています。

フラット50利用に関する注意点



「フラット50」が提供するのは買取型商品であり、保証型商品は含まれていません。利用にあたっては、対象となる物件が「長期優良住宅」または「予備認定マンション」「管理計画認定マンション」であることが求められます。このうちの「予備認定マンション」と「管理計画認定マンション」の適用は2025年10月1日以降の融資実行分からとなります。

すでに「フラット35」を申し込んでいる場合、変更希望には再度申し込みが必要で、さらに審査が行われることになります。また、「フラット35」との比較では、借入年数の増加にともない総返済額が増える可能性があることにも注意が必要です。

住信SBIネット銀行のビジョン



住信SBIネット銀行は、お客様中心主義のもと、最新のテクノロジーを活用して金融サービスの変革を進めることを目指しています。顧客にとってより快適で便利な社会を実現するために、今後もさまざまな金融商品を展開していくことでしょう。


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会社情報

会社名
住信SBIネット銀行株式会社
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー
電話番号
0120-974-646

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