企業の持続的な成長のために、良好な関係の構築が求められる中、株式会社読売広告社(YOMIKO)は新たに「Pers」という名称の社内クリエイティブブティックを立ち上げました。これは、経営層が抱える複雑な課題を解決するための取り組みであり、多様なステークホルダーのニーズに応えることを目的としています。
Persの設立背景
昨今、企業は多様化するステークホルダーとの関係性を築くことが、より重要な経営課題となっています。経営者は顧客、従業員、パートナーなど様々な視点からのフィードバックをどう取り入れるべきか、悩むことが増えています。特に、成長を目指すスタートアップ企業や中堅企業は、こうした課題解決に迫られています。そこで「Pers」が設立され、社内の異なる部門から集結したメンバーによって、課題解決への新たな方法が模索されています。
独自メソッド「パースペクティブ・デザイン」
「Pers」の特徴は、そのプロセスにあります。メソッド名は「パースペクティブ・デザイン」。このメソッドは、4つのステップで構成され、企業の置かれた状況や業態に応じてフレキシブルに対応できます。
1.
多様なニーズの分析
最初のステップでは、経営・投資視点、マーケティング視点、インナー・共創視点といった多面的な視点から、様々なステークホルダーのニーズやインサイトを分析し、“多義のインサイト”を見つけ出します。
2.
価値共創ストーリーの構築
次に得られたインサイトをもとに、持続可能な価値共創の物語をじっくりと描き、全関係者を同じ方向に動かすための「ただ一つの視点」を設定します。
3.
最適なコミュニケーション設計
この過程が進むことで、実現に向けた効果的なコミュニケーション計画やアクティベーションの提案が可能になります。
4.
伴走と実行支援
最後のステップでは、課題解決までの伴走が行われ、企業が求める成果に向けた支援が提供されます。
この一連のプロセスを通じ、Persは経営課題の根本的な解決を目指します。
メンバーの多様性
Persのメンバーは、マーケティング、クリエイティブ、営業など異なるバックグラウンドを持つ専門家たちで構成されています。外山毅エグゼクティブクリエイティブディレクターをはじめ、各メンバーは数々の実績を持ち、独自の視点からアプローチを行っています。一方、高橋尚睦クリエイティブディレクターはエンタメ分野での経験を活かし、実効性のあるブランディングを推進。布田雄帆パースペクティブプロデューサーは営業経験を活かして、顧客との共創関係を築くことに努めています。
今後の展望
今後は、Persの独自の知識やノウハウを基にした戦略提案を進めつつ、外部パートナーとの協力体制を強化して、多様な企業課題に迅速に対応できる体制を整えていく予定です。YOMIKOは今後も、ビジネス創発パートナーとして、さらなる成長を遂げる企業を支援していくことを約束しています。この活動を通じ、YOMIKOは企業の経営課題に向き合い続け、持続可能なビジネスの成長に貢献する姿勢を崩しません。
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