東京貿易テクノシステムの新たな一歩
東京貿易テクノシステム株式会社(以下TTS)は、韓国のCLE Inc.との間で「3Dマシンビジョン製品群」に関する日本における総代理契約を締結しました。この提携により、TTSは自動化ラインの省人化と安全性の確保に大いに寄与することを目指しています。
TTSの背景と業界ニーズ
TTSは創業から30年以上が経過し、高精度な3D測定機と測定システムを提供してきました。特に自動車業界に対しては、組立工程の省人化を進める中で、完全自動組立工程において高精度な技術が求められています。そこで、CLE社の先端技術を活用することで、業界のニーズに応えることが期待されます。
CLE社の3Dマシンビジョン製品群の特長
1.
高品質・高精度
CLE社の製品は、独自に開発したパターン解析アルゴリズムを用いて、高品質かつ高精度な3Dデータを取得できます。同時に、異なる色や反射率を持つ物体の3Dデータも取得可能です。
2.
高速処理能力
CUDAベースの並列処理を用い、全体の処理を1.5秒以内に実現します。これにより、多品種・少量生産のスピーディーな切り替えが可能となり、リアルタイム対応が実現されます。
3.
正確な自動化システム
正確さを求める自動化に対して、±0.1mmの精度を保証し、複雑な工程でも最終的に±0.5mm以内の誤差でロボットガイダンスを実現します。これにより、組立工程などの完全自動化が可能になります。
今後の展望と製造業への影響
労働人口の減少が進む中で、製造ラインの自動化がますます重要視されていくことでしょう。TTSはCLE社の3Dマシンビジョンセンサーを使った高精度なロボット補正技術を提供することで、製造業の省人化と安全性向上に貢献して参ります。
東京貿易グループとは
東京貿易グループは、持ち株会社東京貿易ホールディングスの下、16の個性豊かな事業会社で構成されています。1947年の設立以来、グループはエネルギーインフラ、スマートマニュファクチャリング、イメージソリューション、マテリアルサプライの4つのセグメントに注力し、各社が専門性の高い事業を展開しながら、総合力をもって新たな価値を創造しています。今後も、自由で革新的な文化の中で、持続可能な社会の実現を目指して変革を続けていくことを誓っています。
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