JALラウンジで世界初の紙製歯ブラシが提供開始
2024年4月1日、株式会社エステックが開発した世界初の紙製歯ブラシが、羽田空港と成田空港のJALラウンジにて提供されることが発表されました。この取り組みは、航空業界における環境保護の重要性を強調し、使い捨てプラスチック歯ブラシの代替品として期待されています。
環境意識を重視した製品
エステックの紙製歯ブラシは、完全に紙素材から作られており、使用される柄はFSC™認証を取得した日本製の紙を利用しています。これにより、環境負荷を軽減し、持続可能な製品の配布に寄与します。使用回数も3回程度可能であり、宿泊施設やゴルフ場などの利用シーンに適しています。
日本航空の取り組み
日本航空株式会社も、この紙製歯ブラシの導入について積極的です。JALグループは中期経営計画の一環として、2025年までに新規石油由来の使い捨てプラスチック製品を廃止する目標を掲げています。この目標達成のために、多様な素材を模索する中、エステックの製品がその突破口となりました。
利便性とクオリティの両立
エステックの紙製歯ブラシは、衛生管理が求められる環境においても、利用者にとって利便性が高いと評価されています。設計面では、柔らかさや使用感にも配慮が行き届いており、そのクオリティも否定されることはありません。お客様へのメッセージとして、「ラウンジのサービス品質が変わったことを感じてほしい」と語る日本航空の担当者の言葉が印象的です。
FSC™認証の意義
FSC™(Forest Stewardship Council)認証は、持続可能な森林管理を推進するための基準です。この認証を取得することで、企業は環境保護に真剣に取り組んでいることを証明します。エステックは、この認証を克服することで製品の信頼性を高めました。
今後の展望
株式会社エステックは、紙製歯ブラシにとどまらず、世界中のプラスチック製品を紙に転換する取り組みを進めています。日本国内のみならず、ヨーロッパや北米市場への展開も視野に入れ、多様なニーズに応える製品を提供する自信があります。少量からの製作も受け付けていますので、興味のある方はぜひアプローチを。
会社情報
- - 社名: 株式会社エステック
- - 所在地: 埼玉県和光市本町27-21
- - 代表取締役社長: 坂本 学
- - 設立年月: 2013年4月1日
- - 公式ウェブサイト: エステック公式サイト
お問い合わせは、エステックの広報担当までメールまたはお電話でお気軽にどうぞ。