新たな視座を提供するアート展「現代の質感」
2024年11月6日(水)から11月23日(土)まで、西麻布のオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」にて、「現代の質感」と題した企画展が開催されます。これは、エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社が運営する横断的な文化拠点で、AKIINOUEが主催する注目の展覧会です。
この展覧会では、近年注目を集めているアーティストによる多彩な作品群が展示されます。特に、谷口真人の2メートルに及ぶ鏡面作品や、岡﨑龍之祐によるインスタレーションは、訪れる人々に強い印象を与えることでしょう。また、福本健一郎の自然をテーマにした絵画や立体作品も合わせて展示され、その独特な視点を楽しむことができます。
出展アーティストの魅力
本展覧会には、国内外で活躍する7名のアーティストが参加しています。各々の作品は、アートの境界を越え、観る者に新たな価値を提供します。以下には代表的な出展アーティストとその意図をご紹介します。
谷口は、制作者と観客、イメージと物質といった二項対立にとらわれず、リアルとバーチャルの狭間に埋もれる見えない感覚を重視します。作品は、冷静かつ不透明な存在として鑑賞者に迫ります。
日本の歴史や自然への敬意を込めた作品を展開し、ファッションの領域においても活動しています。その作品は、身体にまとうことをテーマに、深いメッセージを持っています。
自然の様々な事象から着想を得た作品群を展開。油彩や彫刻といった手法を駆使し、生命の循環を表現しています。
日常的な可食材料を使った独自の「絵の具」を開発し、視覚的な楽しさを生む作品を創出しています。
視覚を通してアイデンティティの流動性を強調。観る人にその変化を感じさせる表現を追求しています。
古今東西の芸術を融合させ、物語や感情を伝えるアートを創出しています。
身の回りの何気ないアイテムに独特の存在感を与える作品を制作し、魔法のような視覚体験を提案しています。
展覧会の趣旨
本展においては、現代における「質感」を多角的に探求します。美術史や最新のテクノロジーが交錯する中で、アートに内在する物理的な性質や表面を超えたメッセージを感じ取っていただけることでしょう。
出展アーティストたちは、既存のアートの枠組みに縛られず、新たな視点を生み出す試みを続けています。この展覧会を通じて、観る人々が感じ取る「質感」を再定義し、新たな価値感を得る機会としたいと考えています。
オープニングレセプション
この企画展は11月6日(水)18:00からのオープニングレセプションからスタートします。入場は無料で、事前予約も必要ありません。来場者にはウェルカムドリンクが提供され、心地よい雰囲気の中でアートを楽しむことができます。
是非、多様なアートに触れ、現代を生きる感性に触発されてみてはいかがでしょうか。人々の多様な視点が交錯する場で、皆様のお越しをお待ちしております。
【展示概要】
- - 会期:2024年11月6日(水)-11月23日(土)
- - 時間:18:00-24:00(定休日:日曜)
- - 入場:無料・予約不要
- - 場所:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
- - 公式HP:WALL_alternative