新たな仮想通貨確定申告ツール『Coin Tool』とは
株式会社飼育係が、仮想通貨の確定申告を簡単に行えるWEBサービス『Coin Tool(コインツール)』を2月8日(木)にリリースすることを発表しました。このツールは、税理士を監修のもと開発されたもので、仮想通貨を所有する多くの日本人にとっての強力な助っ人となることでしょう。
クラウドファンディングによる事前登録開始
リリースに先駆けて、本日よりクラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREにて事前登録がスタートしました。このプロジェクトに支援していただいた方には、リリース後に特別価格でサービスを利用できる特典が用意されています。詳細は
こちらから確認できます。
仮想通貨の税務対策が求められる背景
現在、全世界における仮想通貨市場の規模は94兆円を超えており、日本国内でも数百万人が仮想通貨を保有しています。2017年12月、国税庁は仮想通貨の所得計算方法を明確に示しました。これに伴い、2017年中に仮想通貨による所得が20万円を超える人々は、2018年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行う必要があります。
しかし、取引所ごとに異なる取引履歴や、仮想通貨の売買、交換、商品購入、さらには分岐など税務対象となる取引が多いため、個々での損益計算が非常に難しい現状があります。また、税理士に依頼する際には仮想通貨に関する知識を有した専門家はまだ少なく、高額な報酬が障壁となっているケースも少なくありません。このような状況から、誰でも簡単に確定申告ができる『Coin Tool』の開発が急務とされているのです。
特徴と機能
『Coin Tool』には以下のような特徴があります:
1.
税理士による監修とメールサポート
監修には税理士・岡友紀氏が参加しており、計算ロジックや難解な処理についても相談を重ねて開発されています。利用中は税理士やスタッフからのメールサポートも受けられるため、安心して使える環境が整っています。
2.
主要取引所の対応
初期段階では国内で人気のあるCoincheck、Zaif、bitFlyer、bitbankの4取引所に対応しており、今後は海外取引所にも対応予定です。
3.
様々な取引形態に対応
売却、交換、利用、分岐といった様々な仮想通貨に関する取引の課税対象を把握しやすく定義されています。
売却:売却価格と取得価格の差が所得となり、平均法での計算が行われます。
交換:嫁での時価と取得との差が所得金額に影響します。使用するAPIを駆使して計算を容易にします。
利用:商品購入も課税対象に。
分岐:ハードフォークによる通貨付与の売却時は、取得金額が0で計算されます。
クラウドファンディングの特典
正式リリース後、2018年11月末までに利用プランを一般価格4,500円(税込)で提供予定ですが、クラウドファンディングで支援した方には30%割引という特典があります。この機会にお得にサービスを利用していただけます。
今後の展開
『Coin Tool』の開発が進む中で、仮想通貨を活用した取引のスムーズな実施を支援する情報メディアやAPIに基づくツールなども開発していく計画です。
会社概要
運営主体の株式会社飼育係は、共同代表として清水正樹さんが率いており、新会社「株式会社CTOOL」設立準備中です。今回のサービスは、税務へのアクセスをより一層簡易化し、多くのユーザーに役立つ未来を目指します。