農業DX化の視察
2024-11-26 11:28:44

ベトナム協同組合連盟のリーダー、日本で農業DX化視察

2024年11月中旬、日本で行われた国際的な農業視察において、ベトナムの協同組合連盟の総裁を中心とする9名の要人が訪問しました。この活動は、経済産業省が主導する「グローバルサウス未来志向型共創等事業」の一環で、農業分野におけるデジタル化とグリーン化の推進に寄与するものです。

訪問の背景と意義


訪問の直接のきっかけは、2024年4月にベトナム農業農村開発省のトラン・タン・ナム副大臣との協力合意を結んだことです。この合意をもとに、ソリマチテックグループが提案した「ベトナム国/農業DX・GX実証事業」が採択されました。このプロジェクトは、「メコンデルタ地域100万haにおける持続可能な高品質・低炭素米生産プロジェクト」と連携し、農業分野における新しいデジタル技術の導入を目指しています。

ベトナムにおける農協の状況


ベトナムには20,789の農業協同組合が存在し、彼らのデジタル化、すなわちDX化は農業の発展において重要な課題とされています。この訪問では、日本の農業における先進的なDX推進事例を学び、帰国後の政策立案や農協のデジタル推進に役立てるという目的がありました。

主な訪問先


訪問期間中には、多様な関係機関を訪問し、具体的な実例を学びました。訪問先には、農林水産省、全国農業協同組合中央会、日本生活協同組合連合会、株式会社クボタなどが含まれます。特に、ソリマチテックグループと協力し、日本の先進的な農業経営支援やデジタル化への取り組みがどのように行われているかを確認しました。

訪問の成果と今後の展望


今回の訪問を通じて、日越両国の官民連携のさらなる進展が期待されています。特に協同組合運営に関する知見や、デジタル化の成功事例が効果的に共有され、ベトナムの農業の発展とSDGs達成に向けた基盤を構築することができました。これにより、持続可能な農業の実現へ向けた新たな一歩を踏み出すことができるでしょう。

今後は、ソリマチテックグループがベトナム政府及び関連プロジェクトへの関与を続け、持続可能な農業の推進をさらに強化していく考えです。また、日本で得られた知見を基に、帰国後の政策立案と農協のデジタル推進に取り組むことを目指しています。

実際の訪問時の様子


各機関で行われた具体的な対話や交流が映し出すように、日本における農業の現場での取り組みは、ベトナムにおいても応用できる多くの知識を提供します。食料生産の効率化や持続可能性向上のための取り組みを通じて、未来への道を開くことが今後の課題です。この歴史的な訪問は、最終的に両国間の農業合作の深化に繋がることを期待しています。


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会社情報

会社名
ソリマチ株式会社
住所
東京都千代田区大手町1丁目9-7大手町フィナンシャルシティサウスタワー 東京金融ビレッジ5階
電話番号
03-6773-7530

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