「direct」と「スリーゼロ」の連携で業務効率化と安全管理を実現

新時代の安全運転管理が始まる

株式会社L is B（エルイズビー）とシャープ株式会社が協力し、現場向けビジネスチャット「direct」とアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」が連携を開始しました。この連携により、アルコールチェックのプロセスが大幅に効率化され、安全管理の強化が図られます。

背景とニーズ

近年、わが国では、道路交通法の改正や安全運転の重要性が高まっています。特に建設業など、白ナンバー車を多く使う現場では、アルコールチェックの迅速かつ確実な実施が求められています。このような背景の中で、企業はアルコールチェックを効率よく行う必要性が高まりました。そこで、「スリーゼロ」と「direct」の連携が実現しました。

「direct」と「スリーゼロ」の連携機能の詳細

この連携により、運転者が「スリーゼロ」アプリでアルコール測定を行い、その結果が「direct」に自動的に送信されます。この情報は「スリーゼロボット」を通じて、「direct」の専用トークルームに投稿され、管理者はそれに返信するだけで承認や否認の手続きを行うことができます。

例えば、運転者がアルコールを検出された場合には、すぐに管理者が指示を出せるため、迅速な対応が可能です。この機能により、現場の安全管理がよりスムーズに行えるようになります。

柔軟なグループ設定が可能

また、「スリーゼロ」上で運転者のグループを現場単位で簡単に設定できる点も特徴です。これにより、現場ごとに異なる運転者グループを作成し、必要に応じて再設定することができます。この柔軟性は、業務継続を妨げることなく、安全な運転管理を実現します。

申し込み方法

「スリーゼロボット」は、「direct」の専用ボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」を通じて提供されています。利用するには、「direct」と「スリーゼロ」の契約が必要です。詳細は公式サイトで確認できます。

`direct bot RENTAL`

予想される効果

この連携による利点は数多くありますが、特に運転者と管理者間のコミュニケーションの円滑化が挙げられます。従来は、アルコールチェック後の承認作業が手間を要していましたが、今後は「direct」と「スリーゼロ」を利用することで、業務の効率化を図ることが期待されます。

さらに、現場での安全管理を強固にし、事故のリスクを低減することで、企業の信頼性向上にも寄与するでしょう。

「スリーゼロ」と「direct」について

「スリーゼロ」は、市販のアルコール検知器を用いて、運転者の酒気帯びの有無をチェックし、スマホアプリ経由でその結果をクラウドに送信するサービスです。130機種以上のアルコール検知器に対応しており、どんな環境でも利用できるシステムを提供しています。

一方で、「direct」は、現場のコミュニケーションを変革するビジネスチャットです。簡潔な文字のやりとりから、現場での画像や図面ファイルの共有に至るまで、豊富な機能を搭載しています。これにより、5,500社を超える企業が導入し、さまざまな業界で活用されています。