同志社女子大学と丸大食品が共創した若年層向けハムリニューアルプロジェクト

若年層に向けたハム・ソーセージの新たな挑戦

大阪府高槻市に本社を構える総合食品メーカー、丸大食品株式会社が同志社女子大学と共同で進めたプロジェクトが注目を集めています。本プロジェクトでは、若年層へのハム・ソーセージの訴求をテーマに、人気商品「ふんわりうす切りシリーズ」のパッケージリニューアルが行われます。

大学との連携による商品開発

丸大食品は、学生たちが実際の商品の企画から開発、販売までのプロセスを体験できる機会を提供し、昨年度に引き続き同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科と協力しています。この協業を通じて、学生たちが自己のアイデアを商品に反映させることを目的にしました。

昨年2021年4月に始まった「食品開発プロジェクト」では、大学生が得た知識を活かし、食品関連企業が抱える課題に挑戦しています。今年度のテーマである「若年層へのハム・ソーセージの訴求」について、参加学生は同世代の声を反映させたパッケージデザインやアレンジレシピの開発に取り組みました。

授業の一環での実習と発表

2023年8月6日、学生たちはアレンジレシピの開発に取り組みました。この実習では、若年層が好む食材や調理法を交えたレシピを考案しました。レシピの例には、韓国のりと組み合わせたロースハムを使った「おつまみサラダ」や、ビアソーセージを巻いた「野菜巻き」などがあります。

12月14日には、学生たちが同社の社員に向けてアレンジレシピや新たなパッケージデザインについてのプレゼンテーションを行いました。この発表では、学生のアイデアがどのように商品に活かされるかを具体的に示し、企業と大学の協力の価値をアピールしました。