みやこ町のリユース事業
2024-12-23 13:19:53

福岡県みやこ町が「おいくら」で不要品リユース事業を始動し循環型社会を目指す

福岡県の京都郡に位置するみやこ町では、2024年12月23日から、株式会社マーケットエンタープライズが展開するリユースプラットフォーム「おいくら」と連携し、地域の不要品を捨てずに再利用する取り組みを開始します。この新たな施策は、増加する廃棄物の処理費用を軽減し、持続可能な循環型社会の形成を目指しています。

みやこ町の現状と課題


みやこ町では、廃棄物の排出量が年々増加しており、住民には毎月1回の予約制で粗大ごみを出せる機会が設けられていますが、大型品を運び出す負担が大きいという課題があります。この状況を踏まえて、町ではリユースに向けた新たな施策の導入を模索していました。この時に、マーケットエンタープライズとの協力の意義を見いだし、「おいくら」を用いたリユースの取り組みが実現しました。

「おいくら」とは?


「おいくら」は、不要品を売りたい方が簡単に査定依頼をできるプラットフォームで、全国の加盟リサイクルショップに一括査定を依頼し、比較が可能です。このプラットフォームは、過去に約130万人のユーザーに利用されており、特に「出張買取」を求める声が多くあります。出張買取では、リサイクル業者が直接自宅に訪問し、不要品を運び出してくれるため、住民にとって非常に便利なサービスとなります。

リユース活動を通じた課題解決


今回のリユース事業によって、町民はリユースの選択肢を持つことができ、捨てることなく再利用する意識が高まることが期待されます。また、冷蔵庫や洗濯機といった家電リサイクル法に基づく商品に関しても、まだ使用可能であれば買取の対象となり、不要品の処分コストも軽減される見込みです。これにより、町民のライフスタイルや意識の変化が促進され、循環型社会の実現に向けた一歩となることでしょう。

今後の展開


この協定に基づくリユース活動は、12月23日より町の公式ホームページにて詳細が公開され、住民が直接不要品の一括査定を申し込むことができるようになります。このように具体的な活動が広がることで、廃棄物の削減が進むとともに、地域全体のエコ意識の向上が期待されます。また、みやこ町の市民が自らの不要品を持ち寄り、リユースの重要性を理解することで「廃棄からリユースへ」という文化が根付き、より持続可能な社会の構築が進むことが予想されます。

みやこ町の魅力


みやこ町は、歴史的な遺産が豊富で、地域の特産として評価されている勝山米やみやこ肉ジビエなども人気です。今後、このリユース事業を通じて地域資源の有効活用、さらには観光促進や地域経済の活性化にも寄与することを目指しています。

まとめ


みやこ町が「おいくら」を導入することで、不要品リユースの仕組みが整い、生活の中での廃棄物削減に寄与します。リユースを通じてモノが新たに価値を持ち、町の文化や経済の発展にもつながるこの取り組み。みやこ町における新たなリユース文化がどう育まれていくのか、今後が楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。