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教育の未来を革新する連携：経済産業省「新連携事業」認定

東京都のゼッタリンクス株式会社と宮崎県の株式会社教育情報サービスが共同開発した画期的な教育システムが、経済産業省の「新連携事業」に認定されました。このシステムは、ゼッタリンクス社の授業支援ソフトウェア『リモコン倶楽部Z』と、教育情報サービス社の学習記録ソフトウェア『ThinkBoard』を融合させたものです。

4000校以上の教育機関で採用される『リモコン倶楽部Z』

『リモコン倶楽部Z』は、全国4000校以上の教育機関で採用され、その操作性と安定性から高い評価を得ています。使いやすさと信頼性を兼ね備えたシステムとして、現場のニーズを的確に捉えていると言えるでしょう。

「手書き」と「声」で記録する『ThinkBoard』

一方、『ThinkBoard』は、手書きと音声による学習記録を可能にするソフトウェアです。平成23年度から九州管内の教育機関を中心に研究授業で活用され、その学習効果は高く評価されています。従来のデジタル学習記録システムにはない、個人の思考プロセスを深く捉えることができる点が大きな特長です。

連携による相乗効果：多様な学習スタイルへの対応

この二つのソフトウェアの連携により、文部科学省「教育の情報化ビジョン」で提唱されている、一斉学習、個別学習、協働学習の全てを強力に推進することが可能になります。

具体的には、『ThinkBoard』で生徒一人ひとりが自身の学習過程を手書きと音声で記録することで、主体的な学習を促進します。『リモコン倶楽部Z』は、これらの記録の配布、回収、比較、検討を円滑に行うための機能を提供することで、教師の負担を軽減し、より効果的な指導を可能にします。

学校教育にとどまらない可能性：企業研修への応用

このシステムは学校教育だけでなく、企業研修にも応用可能です。コンプライアンス研修などにおいて、模擬的な状況を設定し、参加者がその対処法を話し、書き、記録することで、より実践的な学習効果が期待できます。記録された内容を比較することで、効果的な研修の実現に貢献します。

新たな学びの形：ICT化と効率化の両立

本システムは、ICTを活用した新しい学びの形を提案することで、学校教育のICT化と企業研修の効率化に大きく貢献します。経済産業省による認定は、その革新性と社会へのインパクトを高く評価した証と言えるでしょう。今後、このシステムが教育現場や企業研修に広く普及し、より質の高い学習機会を提供することが期待されます。

企業情報

ゼッタリンクス株式会社
代表取締役社長：山田邦裕
本社所在地：東京都荒川区西日暮里5-14-4 KYビル5階
設立：2011年7月1日
URL：http://www.zettalinx.co.jp/
主な事業：教育機関向けICT活用システムの販売・ソリューション提案

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