文部科学大臣杯 第5回世界将棋AI電竜戦本戦開催のご案内
2024年11月30日から12月1日までの2日間、文部科学大臣杯 第5回世界将棋AI電竜戦本戦が行われます。このイベントは、将棋AIの技術向上を目的とし、科学技術や将棋文化の発展、さらには青少年の育成にも寄与することを目指しています。
開催概要
大会は特定非営利活動法人AI電竜戦プロジェクトにより運営され、理事長の松本浩志氏がその指揮を執ります。この特別な大会においては、優勝者には文部科学大臣賞が授与される予定です。この栄誉を目指し、全国から集まった参加チームが熱い戦いを繰り広げます。
配信スケジュール
本戦はYouTubeでの無料配信が予定されており、多くの将棋ファンが楽しめる内容になっています。具体的な配信スケジュールは以下の通りです。
- - 予選前半: 11月30日 10:00~12:00
将棋AIの開発者と研究者による座談会
- - 予選後半: 11月30日 14:00~19:00
勝又清和七段による解説中継
- - 決勝前半: 12月1日 10:00~12:00
ShogiHome開発者講演 / 座談会
- - 決勝後半: 12月1日 14:00~20:00
勝又清和七段による解説中継
なお、各セッションの配信は将棋系VTuberの鷺宮ローランや真澤千星が担当するため、より親しみやすい内容が期待できます。配信のURLは
こちらからアクセス可能です。
これからの対局の進行状況などにより、スケジュールに若干の変更があるかもしれませんのでご注意ください。
参加チーム
現在のところ、大会には多様なチームがエントリーしています。以下にその一部を紹介します。
- - ポン太がタヌキになりまして。
- - HoneyWaffle
- - Daigorilla
- - W@nderER
- - TMOQ(特大もっきゅ)
- - Menuet
- - AobaZero
- - 手抜き
- - Ari Shogi and フレンズ
- - Phonanza
- - 奏
- - dlshogi
- - ねね将棋
- - 氷彗
- - きのあ将棋
- - 水匠
イベント直前まで募集が続くため、エントリーチームは随時増える可能性があります。
大会の見どころ
今年の大会で特に注目されるのは、異なるAI技術を用いた将棋AIの競合です。GPUモデルを活用し、大規模な深層学習によって精度を高めたものと、浅く高速な深層学習CPUモデルによるAIがどのように戦うのか、興味が尽きません。加えて、ハイブリッドモデルやフルスクラッチの開発者たちも目立ってきており、ますます多様化する将棋AIの世界を体感できる絶好の機会と言えます。
公式情報
大会に関する詳細は公式サイトでも確認できます。以下のリンクからモニターできますので、興味のある方はぜひ訪問してみてください。また、寄付の受付も行っており、この大会を支援することも可能です。
将棋AIの進化を間近で見られるこの貴重な機会をお見逃しなく!