ヒョンデ、新型EV『INSTER』の全国展開を進める
ヒョンデ(Hyundai Mobility Japan株式会社)は、日常生活に寄り添う新型スモールEV『INSTER(インスター)』の導入を契機に、全国各地で新たなサービス拠点をオープンする計画を発表しました。これは、EV(電気自動車)の魅力をより多くの方に伝え、日常の中で触れてもらうための取り組みの一環です。
EV体験の拡充
2025年1月に導入予定の『INSTER』は、多機能なスモールEVとしての特長を持ち、自由で快適なカーライフを楽しむための選択肢となることを目指しています。このモデルは、特に日本市場における多様なニーズに応えるように設計されており、特に日常の移動手段としての利用を想定しています。
ヒョンデは長年の経験を活かし、ダイレクト販売モデルに注力し、オフラインの拠点とオンラインの利便性を統合した、快適な購買体験を提供してきました。新しい拠点の開設により、さらに多くのお客様と直接接触し、EVの魅力を実感してもらう機会を提供します。
新拠点の詳細
現在、ヒョンデは「Hyundai Customer Experience Center 横浜」や「ヒョンデ みなとみらい本社ショールーム」などを運営していますが、今後は「Hyundai Citystore 仙台」や「Hyundai Citystore 福岡」など、新しい直営店舗が登場します。特に仙台では、5月にロードサイド型の店舗がオープンする予定です。また、福岡では、快適な試乗体験を提供するために、より大きな店舗への移転も進めています。
特に新設される「Hyundai Driving Spot」では、複数のショッピングパークで試乗の機会を増やし、広い範囲でEVに触れられる環境を整えます。これにより、多様な顧客のニーズに応えることができるでしょう。
パートナー企業との協業
ヒョンデは、EVの普及を促進するために、三菱商事エネルギーや出光興産、J-netレンタリースといった企業と連携を深めています。これにより、日常の中でEVを体験する機会を増やすとともに、環境負荷の軽減や新たなビジネスの創出を期待しています。これらの企業と協力することで、より効率的かつ効果的なサービスの提供を行える体制が整いつつあります。
未来のEV市場を視野に
ヒョンデは、2025年の『INSTER』の発売を前に、試乗会や展示イベントなどを強化し、お客様にEVに対する理解を深めてもらう活動を進めます。
これにより、より多くの人々にEVが生活の一部として受け入れられ、移動手段としてのイメージを変えていくことを目指しています。
新型スモールEV『INSTER』は、自由な移動と安らぎをもたらす一台として、日本のモビリティを変革し、多くの人に愛される存在となることを期待しています。