音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード~青空篇~」2019神戸公演
2019年9月27日から29日にかけて、神戸新聞松方ホールで開催される音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード~青空篇~」。この作品は“未来へ生きる”演劇実行委員会によって制作され、阪神淡路大震災をテーマにした作品です。脚本は神戸市出身の岡本貴也氏が手掛け、初演は2018年に行われ、以来多くの支持を集めてきました。
公演の背景と意義
阪神淡路大震災から24年の月日が経ち、震災を知る人たちも少なくなりつつあります。そこで、“未来へ生きる”演劇実行委員会は、演劇を通じて災害の恐ろしさや防災の重要性を伝えることを目指しています。自然災害が後を絶たない現代、私たちはどのように備え、家族を守るべきなのか、考えるきっかけとなることを願っています。
あらすじ
物語は2000年、神戸の街を舞台に展開します。阪神淡路大震災から五年後の神戸では、復興が進む一方で、心の傷を抱える人々の姿も見えます。その中で、移動販売を行う「ヘブンズ・レコード」というお店が登場します。そこで働く店長と若きバイトのタケルは、音楽を通じて傷ついた人々に癒しを提供します。彼らは様々なお客様と出会い、震災の思いを共有しながら、希望を見出していく様子が描かれます。
主演キャストと制作陣
公演には水沢エレナさんや前川泰之さんを始めとする豪華なキャストが出演します。音楽は花*花が担当し、観客に響く楽曲が作品を盛り上げます。岡本貴也氏が作・演出を手掛け、観る者に感動を与える作品に仕上がっています。
公演詳細
神戸公演は、以下の日程で行われます:
- - 9月27日(金) 夜 19:00
- - 9月28日(土) 昼 14:00/夜 18:00
- - 9月29日(日) 昼 12:00/夜 16:00
会場は神戸新聞松方ホール (兵庫県神戸市中央区東川崎町1-5-7 神戸情報文化ビル4階)です。
地域の人々にとって、震災の記憶を心に留めるだけでなく、未来へ向けた視点を持つことは重要です。この朗読劇を通じて、観客は振り返りと共に、新たな気づきを得られるでしょう。観賞後には、感情を共有し、新たな絆を結ぶきっかけになるかもしれません。
まとめ
音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード~青空篇~」は、震災の記憶を後世に伝え、今を生きる我々に考えさせるメッセージを持っています。公演に参加することで、観客は深い感動を味わい、災害に対する意識を新たにすることができるでしょう。渦巻く思いを胸に、大切な未来のために、ぜひこの公演に足を運んでみてはいかがでしょうか。