スイッチサイエンス、AIカメラソリューションを発表
株式会社スイッチサイエンス(本社:東京都新宿区)は、2023年10月に新しい製品として、Arducamの「オールインワンRaspberry Pi AIカメラキット」と「UVC AIカメラモジュール」の販売を始めることを発表しました。これらの製品は、エッジAIソリューションを求める開発者やエンジニアに対し、導入のハードルが低く、すぐに使える環境を提供します。
Arducamの革新技術
今回の製品に搭載されているSony IMX500センサーは、画像処理とAI機能を一体化しています。これにより、従来のエッジAIシステムに見られるコストや複雑さを大きく軽減しています。また、Arducamが整備した「AI Model Zoo」は、多様な事前学習済みモデルを提供することで、ユーザーが迅速にAIカメラの機能を利用できるようサポートしています。
オールインワンRaspberry Pi AIカメラキット
このキットは、Raspberry Pi Compute Module 5とSony IMX500 AIカメラを統合した製品です。これにより、開発者は画像解析を行うためのセッティングが極めて簡単になります。
特徴
- - 簡素化された導入: すぐに使用できる設定が整っているため、開発者は自分のプロジェクトに集中できます。
- - 高画質な画像: 12.3メガピクセルの解像度で、クリアでシャープな画像を実現。これにより、様々な環境でのパフォーマンスが向上します。
- - 多用途に対応: プロトタイピングから本格的な量産まで、多種多様に対応する製品設計が特徴です。
UVC AIカメラモジュール
一方、UVC AIカメラモジュールは、Sony IMX500センサーを利用した製品で、簡単にUSB接続で使用可能です。WindowsやLinux OSに対応しており、多様なアプリケーションへの導入にも適しています。
特徴
- - ユーザーフレンドリー: プラグアンドプレイで、特別なドライバーを必要とせず、すぐに使用開始できます。
- - 高いフレームレート: AI機能を利用した場合にも適切なフレームレートを保ち、リアルタイムでの解析が可能です。
- - コンパクトなサイズ: 超小型のデザインで、開発者が簡単に取り扱えるよう配慮されています。
結論
スイッチサイエンスの新しいAIカメラキットとモジュールは、技術的なハードルを取り除き、ユーザーがすぐにAIの開発に取り組めるような環境を整えています。これにより、エッジAI技術の利用が広がり、さまざまな業界での応用が期待されます。興味のある方は、
スイッチサイエンスのウェブショップを訪れて、詳細を確認することをお勧めします。