「なかやま検脈！」で心房細動の早期発見を！なかやまきんに君が啓発キャンペーンに登場

公益財団法人日本心臓財団は、2024年7月1日より、公益社団法人ACジャパンの「支援キャンペーン」による啓発活動を開始しました。今回のキャンペーンでは、健康情報を積極的に発信している「なかやまきんに君」さんを起用し、「心房細動」の早期発見と定期的な健診をテーマにした啓発広告を展開します。

心房細動は、心臓の一部である心房が細かく痙攣し、心臓が血液を十分に送り出せなくなる病気です。この病気は、命にかかわる脳梗塞につながる可能性があり、早期発見が非常に重要となります。しかし、心房細動患者の約4割が無症状であるため、見過ごされやすいという現状があります。

今回のキャンペーンでは、テレビCM、ポスター、新聞広告などを通じて、心房細動の症状や早期発見の重要性を広く訴求していきます。なかやまきんに君さんは、自身の筋肉の動きで正常な脈と心房細動との違いを表現し、わかりやすく説明します。また、キャッチコピー「なかやま検脈！」とともに、「検脈サイドチェスト」というポーズをキービジュアルとして使用し、正しい検脈方法を啓発します。

日本心臓財団は、今回の広告活動を通じて、一人でも多くの方に「心房細動」のリスクと早期発見の重要性を知っていただき、家庭での検脈と定期的な健診が習慣になることを目指しています。

心房細動は、年齢を重ねるにつれて発症リスクが高くなる病気です。健康診断で心電図検査を受けていても、心房細動は必ずしも発見されるとは限りません。日頃から自分の脈を意識し、何か異変を感じたら、すぐに医療機関を受診することが大切です。