男性育休100%を実現!安心して休める組織づくり
背景と特徴
Recovery International株式会社は、東京都新宿区に本社を置く企業で、「訪問看護ステーションリカバリー」を展開しています。同社は、男性従業員の育児休業取得率を100%にまで引き上げ、女性の復帰率も90%以上達成しています。これは、育児に対する意識改革と制度の確立によるもので、ライフイベントを尊重する姿勢が根底にあります。
育児休業取得率の重要性
厚生労働省によると、民間企業における男性の育休取得率は約40%ですが、医療・福祉業界では49.7%と、業界全体で見ても依然としてまだ低い水準です。その中で、Recovery Internationalでは直近2年で対象となった11名の男性社員全員が育児休業を取得。業界の平均を大きく超える取得率を維持し、実効性の高い育児参画を促進しています。
専門職が安心して働ける組織へ
看護師やリハビリ職といった専門職にとって、家庭と仕事を両立させることは容易ではありません。同社では、家庭を大切にできる環境づくりを進め、ライフイベントに左右されず持続可能な形で活躍できる場を整えているのです。
育児参画の質を高める
企画としての育児休業が形だけのものでなく、実際に意味のあるものであるため、男性社員の育休取得期間は平均1ヶ月を超え、最長で半年に達するケースもあります。これは、制度が整っているだけでなく、業務と育児を両立できる環境づくりが功を奏した結果です。
実効性の高いサポート体制
同社では、育児休業中も安心して過ごせるよう、制度をしっかりとサポートしています。具体的には、労務担当による個別の支援や、管理職が業務調整を行うことで、安心して休むことができる環境を整えています。
労務の役割
労務担当は、育児休業に対する経済的な不安や手続きの煩わしさを解消するため、2段階に分けて支援を行います。最初に制度の理解を助け、その後、実際の手続きや復職の準備の確認を行うことで、社員が家庭の準備に集中できるよう配慮しています。
管理職の配慮
また、業務調整を行う管理職は、休業中の業務を整理し、復職後に働きやすい環境を整えています。これにより、社員は「肩身が狭い」と感じることなく元の職場に戻れるのです。
復職を支える環境
女性の復職率が90%以上という高水準にある背景には、配属の柔軟性があります。特に都市部では、転居や勤務条件の調整が必要となった際、「退職」の選択肢を避け、「他の拠点に異動」という解決策を提示しており、社員の意欲を高めています。
社員の体験談
実際に育児休業を取得した男性社員は、自身の経験を通じて「家族との重要な時間を過ごす機会が得られた」と話しています。会社が柔軟な対応をしてくれることで、育児に協力することができ、職場復帰後も仕事に専念できるようになりました。
未来に向けた展望
訪問看護の需要が今後ますます高まる中で、看護師やリハビリ職が安心してキャリアを続けられる環境は重要です。育児休業取得率や復帰率の高さは、採用市場における優位性をもたらし、企業価値の向上につながるでしょう。今後も、ライフイベントに寄り添った組織づくりを進め、地域医療の発展に貢献していくことが期待されます。