長崎の街で新たな文化体験が進化を遂げます。2025年9月7日、築127年の歴史ある「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」で、日常を彩るユニークなイベント「ランチマチネ「Blue Butterfly」が初めて開催されます。この特別な機会に、かつて聖堂だったレストラン「Restaurant Cathedréclat」で、豪華な食事と美しい音楽のハーモニーを楽しむことができます。
長崎は日本の音楽史の中でも重要な役割を果たしてきた地であり、西洋音楽が初めて伝来した場所として有名です。ここで行われる「Blue Butterfly」では、長崎を拠点としているソプラノ歌手原さとみ氏をはじめ、音楽ユニット「Art De Vivre⁺」によるオペラ「蝶々夫人」などの演奏が行われます。これは単なる食事を超えた、音楽と歴史が交錯する贅沢な時間です。特に、長崎の旬の魚介をふんだんに使ったオードブルや、長崎味噌を使った懐かしい風味のビーフシチューが堪能できるコース料理は、参加者に新たな味わいを提供します。
イベントのプログラムは豊富で、「蝶々さくら」(小松真理作曲)や「Ave Maria」(ジュリオ・カッチーニ作曲)、さらには「ある晴れた日に」(ジャコモ・プッチーニ作曲)など、厳選された楽曲が披露されます。これにより、訪れる人々はA時間と空間の旅に誘われ、芸術との深いつながりを感じられることでしょう。
このランチマチネは一度きりのイベントではなく、今後定期的に開催される予定です。地域の歴史や文化を継承し、さらなる文化発信の場としての役割も果たしていくことが目的です。
イベント概要
- - 日程:2025年9月7日(日)
- - 時間:開場12:00、ランチ開始12:30~14:00、コンサート14:00~15:00
- - 料金:12,000円(税別、サービス料別)
- - 場所:Restaurant Cathedréclat
席数に限りがありますので、早めの予約をお勧めします。予約は電話(095-895-9510)またはメール(
[email protected])で受け付けています。
オペラ「蝶々夫人」について
オペラ「蝶々夫人」は、ジャコモ・プッチーニによる傑作であり、明治時代の長崎を舞台に、日本女性とアメリカ海軍士官の悲恋を描いています。長崎の国際性や文化的な歴史がこの作品の舞台として選ばれた所以でもあります。
音楽ユニット「Art De Vivre⁺」
このユニットは「暮らしの芸術」という理念のもと、音楽活動を行っています。日常生活の中に音楽を取り入れ、人々が心豊かに生活できることを目指しています。
さまざまなジャンルを取り入れた音楽で多くの人々に感動や楽しみを届けるこのユニットの演奏は、参加者にとって特別な体験となるでしょう。音楽と料理が融合するこの時間、ぜひ、訪問者のみなさんには特別なひとときを味わっていただきたいと思います。文化の交差点である長崎にて、食と音楽が織りなす素晴らしい時間が展開されます。どうぞお楽しみに。