日本技能研修機構（JATTO）にヤナセオートシステムズが加盟、先進技術対応の新たな支援体制を構築

ヤナセオートシステムズがJATTOに加盟

一般財団法人日本技能研修機構（JATTO）への協賛会員として、株式会社ヤナセオートシステムズが新たに加入することが決まりました。これにより、両者は先進的な技術や情報を共有し、自動車整備業界の発展に寄与することを目指しています。

ヤナセオートシステムズの役割

ヤナセオートシステムズは、輸入車部品の販売に特化した企業です。特に、ローンチテック社製のスキャンツールやADAS（先進運転支援システム）校正機器に関連した技術を提供し、整備業者に必要なサポートを行う方針です。これにより、自動車整備技術の最新情報を広く伝え、業界全体の技術力向上につなげる狙いがあります。

JATTOのビジョンと取り組み

JATTOは2020年に設立され、特に自動車整備を主な対象とし、国内の各業種に対して技術や情報の提供を行っています。全国に500のエーミングセンターを設け、自動車の先進安全機能を維持するための整備網を強化しています。また、特定整備制度の導入に伴い、新たな認証資格である「電子制御装置整備」を導入し、自動車整備業者や損害保険会社からの依頼に応じたサービスを提供していく予定です。

技術革新への対応

自動車業界は急速な技術革新が進んでおり、特に自動車には電子制御装置が組み込まれ、専門的な技術が求められています。これに対応すべく、JATTOは最新の情報をエーミングセンターに普及させ、業界の技術の標準化や情報伝達を行います。これにより、整備業者はより迅速に、また正確に先進技術に対応することが可能になります。

ヤナセオートシステムズの強み

ヤナセオートシステムズは、株式会社ヤナセの100％出資会社として設立され、輸入車整備に豊富な経験を持っています。板金塗装や部品販売に強みがあり、全国10か所に自社直営工場を持つ他、300社以上の工場と連携して高品質なサービスを提供しています。特に、輸入車に特化した修理・保守サービスでは年間6万台以上の実績があります。