新拠点「KeySite」
2024-11-08 10:59:59

和歌山市に新たなスタートアップ拠点「KeySite」が誕生!地域経済の活性化へ

和歌山市に新たなスタートアップ拠点「KeySite」が誕生



和歌山市がまた一歩、地域経済の活性化に向けた魅力的な拠点を誕生させます。2025年3月下旬、紀陽銀行、ATOMica、HIRAC FUNDの三者が共同で開設する「KeySite」が、和歌山市の黒田に姿を現します。「KeySite」は、地域金融機関としての紀陽銀行がスタートアップ分野に進出し、サービスの革新をもたらす重要な拠点となることでしょう。

「KeySite」の概要


「KeySite」は、和歌山と大阪にそれぞれ根を下ろした紀陽銀行とATOMica、さらにマネーフォワードグループのベンチャーキャピタルであるHIRAC FUNDが連携して運営する複合施設です。テーマは“Region Bridge”(地域とスタートアップの架け橋)であり、スタートアップや起業家、学生、地域企業の相互連携を促進し、地域経済の発展を図ることを目指しています。

施設内には、スタートアップ向けの相談窓口やイベントスペース、コワーキングスペース、個人や企業向けのレンタルオフィス、さらにはカフェも設けられる予定です。これにより、ビジネス目的だけではなく地域住民にも開かれた場所となり、和歌山市内のさまざまな人々が交流できる場になるでしょう。

施設の詳細


  • - 名称: KeySite(キーサイト)
  • - 所在地: 和歌山県和歌山市黒田185-3(JR和歌山駅より徒歩10分)
  • - 施設運営会社: 株式会社紀陽銀行、株式会社ATOMica、株式会社K-FIRST
  • - 開設日: 2025年3月下旬予定
  • - 延床面積: 1,338.23㎡
  • - 階数: 5階建て
  • - 設計: 株式会社ディー・サイン

開設の背景


和歌山県は、人口減少と事業者の減少という深刻な地域課題を抱えています。特に若年層の県外流出が顕著であり、これを解決するための新たな取り組みが急務とされています。そこで、紀陽銀行、ATOMica、HIRAC FUNDの三者が中心となり、「KeySite」を新たな拠点として位置づけ、地域経済の再活性化に向けた取り組みを進めていく計画です。

主な取り組みとしては、和歌山県内での新規創業支援や、県外スタートアップによる地域企業へのデジタルトランスフォーメーションの推進などが挙げられます。これにより、地域経済の底上げとともに新たな雇用の創出に寄与することが期待されています。

地域でのつながり


「KeySite」には特に地域の学生たちを巻き込む網を張り巡らす狙いもあります。学びと実務を結びつけ、地域企業とのネットワーキングを通じて、学生の採用活動や人材の流出を防ぐ仕組みを構築する狙いです。

紀陽銀行のスタートアップ支援室の上畑氏は、「KeySite」を中心としたエコシステムの構築を目指し、地域のプレーヤーとのつながりを深めることに注力していくと述べています。

期待される効果


新たな拠点がもたらすのは、ただのビジネスチャンスだけではありません。地域の人々が集まり、さまざまな思考やアイデアが生まれる大きな「場」となります。地域金融機関、スタートアップ、学生そして企業が互いの力を認め合い、それぞれの成長を支え合う環境を整えていくことが、和歌山の未来における大きな転機となることでしょう。

まとめ


紀陽銀行、ATOMica、HIRAC FUNDという三者の協力を通して、和歌山市に設立される「KeySite」が地域経済を再構築し、若者の定住を促進し、スタートアップの育成につながることが期待されています。この新拠点を通じて、和歌山全体が活気にあふれた地域へと進化していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ATOMica
住所
宮崎県宮崎市橘通西3-10-32宮崎ナナイロ東館8階
電話番号

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