保険代理店向けCRM「hokan」がトムソンネット懸賞論文にて審査員特別賞を受賞!
保険代理店向けクラウド型CRMを提供する株式会社hokan(本社:東京都中央区、代表取締役:小坂直之)は、トムソンネット懸賞論文にて、同社Innovation Div.所属の毎床慶子の論文「マッチングアプリで成婚した夫婦における保険加入の実態と組込型保険への適用可能性」が審査員特別賞を受賞したことを発表しました。
マッチングアプリ婚と保険加入の関係性を分析
受賞論文は、近年増加しているマッチングアプリによる成婚率に着目し、マッチングアプリで結婚した夫婦と、その他の方法で結婚した夫婦における保険に対する考え方や行動の傾向を調査したものです。調査結果によると、マッチングアプリで結婚した夫婦は、その他の方法で結婚した夫婦に比べて、保険商品への興味関心が高いという結果が出ました。
組込型保険の可能性を探る
論文では、マッチングアプリの特徴を生かした保険提案として、顧客の属性や行動履歴などの非定量的な情報を活用した「組み込み型保険サービス」の可能性を考察しています。組み込み型保険サービスとは、顧客が利用するサービスやアプリに保険機能を組み込むことで、顧客にとってより身近で使いやすい保険を提供することを目指すものです。
審査員からの評価
審査員からは、マッチングアプリ成婚者と通常婚者に関するアンケート結果の分析を通して組込み型保険の可能性を考察するという斬新な視点や、丁寧な実証、パーソナライズ化された組込型保険やAPIという新しいアプローチの提案などが評価されました。
毎床慶子氏からのコメント
「保険検討において『結婚』というライフステージの変化は重要なタイミングです。一方、結婚に対する価値観は年々変化し続けています。新しい時代の保険について考察した時、マッチングアプリで成婚された方々の価値観を分析することは必然的でもありました。本論文が、保険に携わる方々にとっての新鮮な気付きになれば幸いです。」
株式会社hokanの概要
株式会社hokanは、「保険業界をアップデート(更新)し、アップグレード(革新)する」ことを目指し、保険代理店向け顧客・契約管理サービス「hokan®︎」を開発・提供しています。同社は、メディアの運営や保険会社向けITコンサルティングサービスも行っています。
hokan®︎について
hokan®︎は、保険代理店向けの顧客・契約管理システムです。見込み顧客から保全までの情報を一元管理し、情報の集計・分析まで繋げることが可能です。2018年のリリースから顧客を拡大し、2022年には全国の代理店・支店に導入を達成しました。使いやすさ・カスタマイズの柔軟性とサポート力・顧客の要望を聞きながらのプロダクトアップデート力を特徴とし、改正保険業法に伴い増加している事務処理を効率化します。企業代理店・生保・損保・乗合など、多様な代理店の皆さまにご利用いただいております。
今後の展望
株式会社hokanは、今後もInsurTechのさらなる可能性を探るため、既存事業開発にとどまらず、幅広い業界や分野の市場リサーチを行い、新たなビジネスモデル開発を行っていくとしています。