VLPセラピューティクスの新たな挑戦
2021-03-15 13:00:05
米VLPセラピューティクス、がん治療ワクチン開発へ向け1600万ドルを調達
VLPセラピューティクスが注目を浴びる理由
米国のバイオテクノロジー企業、VLPセラピューティクスが新たに1,600万USドルを調達し、がん治療や感染症予防に向けたワクチンの研究開発に力を入れる姿勢を示しました。このニュースは、多くの投資家や研究機関から注目を集めています。
出資者の期待とは?
出資者として参画したみやこキャピタル株式会社の三澤氏は、VLP社が持つ技術力と経験について高く評価し、革新をもたらすリーディングカンパニーになると期待しています。また、双日株式会社の藤本氏も、このワクチンががん治療や新型コロナウイルス感染症など、多くの人々の健康に寄与すると強調し、VLPセラピューティクスの成長に貢献したいと語りました。
VLPセラピューティクスの活動
VLPセラピューティクスは2013年、赤畑渉氏を中心に設立され、ウイルスやワクチン研究の専門家が集ったことで、革新的な治療法の開発に成功しています。特に、がん治療ワクチンの開発は現在進行中であり、早期の臨床試験に向けた準備も整っています。加えて、マラリアやデング熱などの感染症予防ワクチンに関しても、研究開発が進められています。
日本における展開
VLPセラピューティクスジャパンは2020年に設立され、赤畑氏が代表を務めています。日本においては、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受けて、新型コロナウイルスに対するワクチン開発が進められています。製造は富士フイルムが担当する予定で、国際的な協力体制も整えています。
研究の背後にある人材
赤畑渉氏は東京大学を卒業後、京都大学でウイルス研究に携わり、米国立衛生研究所(NIH)でも活躍しました。彼はウイルス様粒子(VLP)を使った画期的なワクチン開発に貢献するとともに、数々の受賞歴も誇ります。現在、彼はVLPセラピューティクスのCEOとして、会社の方向性を導き、革新的な医療技術の進展に尽力しています。
結論
VLPセラピューティクスは、その強力な研究開発力と出資者の期待を受けて、今後の活動に注目が集まります。がん治療や感染症予防の分野で新たな道を切り開くことが期待されており、今後の成果が楽しみです。バイオテクノロジーがもたらす未来に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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VLP Therapeutics Japan株式会社
- 住所
- 東京都港区西新橋一丁目16番4号日進堂ビル7F
- 電話番号
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