スクラムベンチャーズとデジタルガレージ、米国での日本企業支援を強化
日本企業のシリコンバレー進出をサポート
近年、シリコンバレーは世界のスタートアップ企業にとって重要な拠点となっています。そんな中、スクラムベンチャーズがデジタルガレージ米国法人との業務提携を発表しました。この提携により、日本企業のシリコンバレー進出を共同で支援する体制が整えられます。具体的には、スクラムベンチャーズが運営する支援コミュニティ「Zen Square」が、これまでの拠点からDG717へ移転し、新たなスタートを切ります。
DG717とは何か?
DG717は、これまでメルカリやスマートニュースなど、日本のスタートアップ企業が進出する際の拠点として活用されてきました。この新しい拠点は、スタートアップ企業だけでなく、さらには日本の大企業にとってもシリコンバレー進出のゲートウェイとなることが期待されています。新たな環境に身を置くことで、企業はより良いビジネスチャンスを享受できると考えられています。
さらなる連携強化
今回の提携を契機に、スクラムベンチャーズとデジタルガレージグループは、米国のスタートアップを対象とした投資事業においても協力を進める予定です。具体的には、スクラムベンチャーズとDGグループの全額出資子会社である株式会社DGインキュベーションとの間で、米国のスタートアップに関する情報共有やビジネス支援が行われる計画が立てられています。
Zen Squareについて
Zen Squareは、数多くのコーポレートスポンサーから支援を受けて活動しています。スポンサーには、富士通アメリカ、ニフティ、TIS R&Dセンター、京セラコミュニケーションシステムズ、リクルートストラテジックパートナーズ、ReFUEL4などが名を連ねています。これらの企業は、シリコンバレーでの業務拡大を支援するため、DG717のオフィススペースを利用できる特典を享受しています。
スクラムベンチャーズの取り組み
スクラムベンチャーズは、シリコンバレーに拠点を置くアーリーステージのベンチャーキャピタルで、急成長するモバイル分野で革新的なプロダクトを提供するスタートアップへの投資を行っています。彼らは、アジアにおける強固なネットワークを活用し、スタートアップの成長を支援しています。また、昨年オープンした「Zen Square」は、日本企業や起業家、投資家、学生がシリコンバレーに進出するためのサポート施設として機能しています。さらに、彼らはサンフランシスコと東京間で「Tackle!」という勉強会を毎月開催し、最新のビジネストレンドを学ぶ機会を提供しています。
DGインキュベーションについて
DGインキュベーションは、DGグループの一員としてベンチャー企業への投資や育成支援を行っています。スタートアップ企業とのシナジー効果を狙い、事業を共に創り出すインキュベーターとしての役割も果たしています。これにより、企業は単に資金を得るだけでなく、ビジネスやマネジメントに関する支援を受けることができ、さらなる成長を遂げることが可能となります。
まとめ
このように、スクラムベンチャーズとデジタルガレージの提携は、日本企業がシリコンバレーに進出する際の新たなサポート体制を構築するものです。スタートアップ企業はもちろん、日本の大手企業にとっても貴重な機会となるでしょう。これからの展開に期待がかかります。
会社情報
- 会社名
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Scrum Ventures LLC
- 住所
- 575 Market St #1600,San Francisco, CA 94105
- 電話番号
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