名指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンが、ベルリン・フィルハーモニーと共に1966年に録音した『ブルックナー:交響曲第9番』が、11月27日(水)にユニバーサル ミュージックから発売されます。この作品は、アナログ録音期の貴重な音源です。特に、初めてSA-CD~SHM仕様としてリリースされることが特筆されます。
この新しいリリースでは、録音時のオリジナル・アナログ・マスターを使用したDSDマスターが制作されており、音質の面で期待が高まります。また、ジャケットデザインはオリジナルLPと同様で、視覚的にも楽しませてくれます。このリリースは、ブルックナーの生誕200周年を祝う特別な意義を持っています。
カラヤンはブルックナーの交響曲第9番を2度録音していますが、今回のリリースはその初回録音である1966年のものです。録音はベルリンにあるイエス・キリスト教会で行われました。この聖なる場所は、数々の巨匠たちに利用されてきた著名な録音スタジオとして知られています。カラヤンもフィルハーモニーの完成後、このスタジオでさらに多くのレコーディングを行っています。
音楽ファンにとって、カラヤンとベルリン・フィルによるこの演奏は忘れられない名録音であり、今回のSA-CD形式での発売はその魅力をさらに引き出すことに繋がります。ブルックナーの深い音楽性と、カラヤンの卓越した指揮が絡み合うこの作品は、多くのリスナーに広がることでしょう。
さらに、現行の音楽市場において、SA-CD自体が特別なフォーマットであるため、コレクターにも響くリリースとなる見込みです。音質にこだわり、多様なリスニング体験を求める方々にとって、この商品は間違いなく手に入れたい一枚となるでしょう。
定価は税込みで4,730円となっており、初回生産限定盤としての特別な位置づけも魅力です。これからの季節に、クラシック音楽を楽しむお供にぴったりの一品と言えるでしょう。
このリリースを通じて、カラヤンとベルリン・フィルの歴史的な演奏に再び触れられること、そしてブルックナーの情熱的な音楽に浸れることを心から楽しみにしましょう。ぜひ、発売をお楽しみに!