モノづくりの本質を伝えるファクトリーストアがついにオープン
奈良県葛城市にて、ニシグチクツシタが新たに「ファクトリーストア」を11月8日(水)にオープンします。このストアはただの販売店ではなく、靴下作りの技術や情熱を直接体感できる空間として注目されています。
ニシグチクツシタの背景
ニシグチクツシタは、1950年に創始者の西口勝次が手回し編み機を使い始めてから、70年以上にわたって靴下を手がけてきた歴史あるメーカーです。現在、三代目の西口功人が先頭に立ち、伝統を大切にしながらも新しい挑戦を続けています。2017年に始まった「NISHIGUCHI KUTSUSHITA」ブランドは、「はくひとおもい」というコンセプトに基づき、品質の高い靴下を提供しています。
海外進出も果たす
ニシグチクツシタは、すでに30か国以上で約300店舗に製品が取り扱われており、その存在感を示しています。特に2018年にオーストラリア市場に進出し、2019年にはパリのギフトショーにも出展するなど、海外展開に力を入れています。
ファクトリーストアの特徴
オープンするファクトリーストアでは、勝次から受け継がれた靴下作りの「本質」を知ることができます。このストアには、靴下がどのように製作されるのかを展示するスペースがあり、製品のクオリティや作り手の思いを感じることができます。また、ファクトリーツアーも行われ、製造工程を間近で見ることが可能。参加費は無料で、特別な体験を提供します。
ファクトリーツアーの詳細
- - 参加方法: インスタグラムからの予約(@nishiguchikutsushitaで要確認)
- - 参加人数: 1回4名まで
- - 実施時間: 45分程度で工場見学とブランド説明を交えた内容を案内します。
この体験を通じて、靴下の制作過程やそれに込められた想いを多くの方に知っていただき、靴下の持つ新たな価値を感じてもらうことが目的です。多くの方が驚くのは、靴下が完成するまでには多くの手作業が行われている点。実際に目にすると、普段何気なく履いている靴下の背後にある努力を深く理解できるでしょう。
商品の魅力
ストアで展開される商品の一つが「シルクコットンホームソックス」です。このソックスは肌触りが良く、上質なシルクと丈夫なコットンを使用し、リラックスした時間を提供します。また、「コットンカシミヤウォークソックス」は、ウォーキングにぴったりの靴下で、カシミヤがブレンドされておりしなやかな履き心地が実現されています。
オープニングイベントのご案内
オープンに先立ち、11月6日にはメディア向けの内覧会が予定されています。この内覧会では、コンセプト説明や工場見学、質疑応答の時間が設けられています。興味を持たれた方は、事前に申し込みが必要です。
モノづくりへの熱い思い
代表の西口功人は、「モノがあふれるこの時代に、靴下が価値ある商品であることを再認識して欲しい」と強調します。新しい価値を提案し続ける農作物として、今後もさらなる進化を遂げていくニシグチクツシタの取り組みに目が離せません。
新たにオープンするファクトリーストアは、モノづくりの魅力を再発見できる貴重な場となります。ぜひ足を運んでみてください。