画期的な資本業務提携がもたらす新たな挑戦
2025年4月23日、医療・介護・予防医療の分野で新しい地平を切り拓く桜十字グループは、株式会社ハピネスコーポレーションと資本業務提携を締結しました。この提携は、両社が持つ強みや理念を融合させ、ウェルビーイングの未来を共に築いていくものです。
提携の背景
桜十字グループは、「WELL-BEING FRONTIER」というスローガンのもと、医療と介護を中心に、人々の幸せを高める取り組みを進めています。一方で、ハピネスコーポレーションは「ITで幸せを提供する企業」というビジョンを掲げ、見守りシステム「ハピネス絆」などを通じて、現代の生活を豊かにするサービスを展開しています。両社の理念が交わり、これまでにない新しい価値を生み出すために出会ったのです。
桜十字グループの新しいビジョンに共鳴したハピネスコーポレーションの木元修二CEOは、今回の提携を通じて「幸せ」の実現に向けた強固なパートナーシップを築くことが期待されています。両社が共に歩むことで、より多くの人々に幸せが届けられることでしょう。
ハピネスコーポレーションの取り組み
ハピネスコーポレーションは、関西・大阪万博に出展し、新技術「ミラック」を発表します。このデバイスは、排尿・排泄時における温度や湿度の変化を非接触で感知するセンサーで、医療や介護の現場での新しい支援を目指しています。
「ミラック」は、手軽に使用できるデザインで、車いすに置くだけで機能するため、使う人にとってのストレスが軽減されます。また、スマートフォンにアラートが送信されるため、介護者も安心して利用者のケアができるのです。
代表者の想い
木元CEOは、「私たちは直接身体を治すことはできないが、心の健康を支えることはできる」との信念を持っています。この新しいデバイスは、排泄ケアの負担を軽減すると共に、利用者の幸せを支援することを目指しています。また、桜十字グループの竹中暢CIOは、IT技術による次世代型のケアの重要性を強調しました。これは、従来の方法では得られない新たな価値を提供し、ケア環境全体を進化させるものです。
今後の展望
今後、桜十字グループは「ミラック」をより多くの方に提供し、さらに自立した生活を支援するための取り組みを重ねていきます。ウェルビーイングを目指す両社のコラボレーションは、最新技術を通じて、生活の質を向上させ、心身ともに豊かな社会の実現に貢献することでしょう。
2025年に向けて、この提携は両社にとって新たな可能性を開く契機となり、多くの人々の人生をより良いものにする手助けとなることが期待されます。桜十字グループとハピネスコーポレーションの連携が、未来の医療・介護をどう変えていくのか、注目が集まります。