野菜の声を聴いて、おいしさを引き出す
私たちの食卓には欠かせない存在として、野菜があります。しかし、日常的に食べる野菜に対して、どれだけの人がその「声」を聞いているでしょうか?予約の取れない料理教室「白崎茶会」を主宰する白崎裕子氏が新たに発表した『野菜のいいぶん』では、そんな野菜たちの小さな合図を通訳し、料理の幅を広げることを目指しています。
野菜の“いいぶん”とは?
本書では、野菜たちが発信するメッセージ「こうしてくれたらもっとおいしくなる」という小さな合図、「いいぶん」をひも解きます。たとえば、にんじんは「塩をふったらすぐにもまないで!」と、キャベツは「鮮度に自信がないときは“煮る”がベストだよ」と教えてくれます。ブロッコリーが「食感を失うと、本来の味が際立つよ」と言ったりもします。
これらのメッセージを受け取ることで、私たちは野菜を最大限に引き出した料理ができるのです。
130品を収録したレシピ集
『野菜のいいぶん』には、なんと野菜30種類、130品のレシピが収められています。定番のサラダやおつまみから、主菜・主食として楽しめるクリエイティブな一皿まで、さまざまなレシピが網羅されています。調理法や組み合わせによって、野菜の多面性を感じることができ、新たな食べ方にも出会うことができる一冊です。
特徴的なレシピの一例
レシピの中には、青じそを使った「にんじんスティック」やズッキーニの青じそ和え、フライパンで焼くとうもろこしなど、遊び心満載のアイデアも多数収録されています。また、ブロッコリーとえのきの煮込みは、食感を少し失うことで旨味を引き出す新しい発見があったり、「たこのトマトパエリア」ではトマトの新たな魅力が発見できるでしょう。
野菜の魅力を引き出すシンプルな調理法
著者の白崎裕子氏は、自然食品のプロフェッショナル。その経験を生かし、プラントベースやグルテンフリー、発酵食など身体に優しい食のスタイルを提案してきた背景があります。本書の中でもシンプルな調理法を通じて、野菜の魅力を引き出すための工夫を惜しみなく投入しています。
野菜の選び方や保存法も学べる
本書では、野菜に関する実用的なコラムも充実しています。「野菜のよき相棒になる!自家製調味料」の提案や、「時間がおいしくしてくれる野菜ストック」という章もあり、それぞれの野菜との相性を深く知ることができます。これにより、料理の楽しみが広がり、日常の食事がより豊かになることでしょう。
野菜の声を料理で感じる体験を
『野菜のいいぶん』は、野菜を通じて私たちの食生活を一新させるきっかけにしてくれるはずです。健康にも配慮しながら、食卓に彩りを添える一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。あなたも野菜の声に耳を傾け、おいしい食体験を楽しんでください。
書籍情報
- - 著者:白崎裕子
- - 定価:1848円(税込)
- - 発売日:2026年4月22日
- - 発行:ダイヤモンド社
- - 判型:A5並製・208ページ
- - ISBN:4478121710
この書籍は、あなたの料理に新しい光を与えてくれる存在になることでしょう。