プラント設備検査を変える新アプリの登場
最近、株式会社センシンロボティクスは、プラント設備の検査をより効率的に行うためのアプリケーションを開発しました。このアプリは、すでにENEOS株式会社の製油所で活用されており、設備の検査業務を大きく変える可能性があります。
開発の背景
プラントの安全運用を確保するためには、外面腐食検査が欠かせません。製油所では、目視での一次検査や非破壊検査による二次検査など、段階的な検査が必要です。これまでは、検査結果をエクセルなどで管理していて、データの一元化や迅速な情報共有が課題となっていました。さらに、紙に手書きで記録を残す作業も煩雑で、業務の効率を阻害していました。
センシンロボティクスは、こうした問題を解決するために、ENEOSの現場を訪れ、実際の業務手続きに基づいたアプリケーションを共同で開発しました。これにより、業務フローに即した使い勝手の良いツールが実現されたのです。
アプリの機能と利用方法
新しいアプリでは、以下のような機能が搭載されています:
1.
図面検索機能: 検査が必要な図面を容易に見つけることができます。
2.
要検査箇所プロット: 現場で見つけた検査対象を図面上にマークできます。
3.
記録作成と写真保存: 検査結果を簡単に記録として残し、写真を添付することも可能です。
このように、現場で行った検査をスムーズにデジタル記録として残し、迅速に管理できる仕組みが整っています。
導入後の変化
アプリケーションの導入により、従来の手作業による記録作成が大幅に削減され、検査員は現場で本来の作業に集中することが可能になりました。また、業務の効率が向上することで、各製油所では週間で2000件以上の記録が登録されています。こうした取り組みは、検査業務の重要性が高まる中で、全社的なデータ活用へとつながっています。
さらに、このアプリの効果は外面腐食検査だけにとどまらず、他の点検や検査業務にも展開が期待されています。センシンロボティクスは、今後もプラントのメンテナンス効率化と安全性の向上を目指し、様々なソフトウェアを開発・運用していく考えです。
センシンロボティクスの展望
同社は「社会の『当たり前』を進化させる」というミッションを掲げ、AIとデータの力を活用して、社会や企業が抱える課題に取り組んでいます。今後も日本や世界のインフラを支えるため、最新の技術を駆使して、様々な問題を解決していくことに注力しています。
センシンロボティクスの本社は東京都品川区にあり、2015年に設立されました。これからも持続可能な未来に向けた革新的なソリューションを提供し続けることでしょう。
詳しくは、
センシンロボティクスの公式サイトをチェックしてください。