伊藤亜紗×濱口竜介トークイベント「体と居場所と物語」
2026年3月31日、代官山の蔦屋書店で開催されるトークイベント「体と居場所と物語」に、美学者の伊藤亜紗さんと映画監督の濱口竜介さんが登壇します。このイベントでは、伊藤さんの新刊『体の居場所をつくる』を中心に、体にまつわる様々なテーマについて語られます。
本書の背景とは
伊藤亜紗さんの著作『体の居場所をつくる』は、本人が非常に重要視しているプロジェクトの一部で、身体に障害や病気を抱える11名の個別の経験を基にした深い考察が詰まっています。著書では、摂食障害やナルコレプシー、ALSといった実際の体験者の話が取り上げられ、彼らが日常生活の中でどのように「体の居場所」を確保しているのかを描写しています。このような生々しい体験談は、病院や周囲の人々には言えないことが多いため、伊藤さんとの対話を通じることに特別な意義があると言えます。
サンプリングされた体験者の中には、診断がつかない人々や人種的マイノリティの方々も含まれており、彼らがどのように生きやすさを見出しているのか、一貫した「工夫」がこの本の核心にあります。このような個々の体験が、伊藤さんのリスペクトと絡み合い、読者に新たな生の視点を提供しています。
濱口竜介監督の視点
濱口竜介さんは、映画『急に具合が悪くなる』の制作に関わっており、体をテーマにした映画を作り上げています。濱口さんは、回復というプロセスと出来事が展開される様子の相似性についても語っており、その視点からも「体」と「居場所」というテーマが強く捉えられています。彼の映画には、因果関係という枠を超えて出来事が展開される様が強調されており、伊藤さんはその表現に感銘を受けています。
イベントの詳細と参加方法
この貴重なイベントは、対面での参加とオンライン参加のオプションが用意されています。
- - 日時: 2026年3月31日(火) 19:00〜20:30 (18:45開場)
- - 場所: 代官山 蔦屋書店 3号館2階 イベントスペース
参加料金
- イベントチケット: 2,200円(税込)
- 書籍付きイベントチケット: 3,690円(税込)
- イベントチケット: 1,600円(税込)
- サイン入り書籍付きイベントチケット: 3,740円(税込)
- 書籍付きイベントチケット: 3,740円(税込)
また、参加者にはイベント終了後、2週間のアーカイブ配信が行われ、都合が合わない方や再度視聴したい方にも配慮されています。
登壇者プロフィール
1979年生まれの美学者であり、現在は東京科学大学にて教授を務めています。著書には『目の見えない人は世界をどう見ているのか』等があり、数々の賞も受賞しています。
1978年生まれの映画監督で、様々な国際映画賞を受賞しています。近年では『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞を受賞し、2026年に新作映画『急に具合が悪くなる』の公開を予定しています。
この対話を通じて、「体」というテーマに新たな理解の光を見出すと共に、今後の自らの生き方について深く考える機会を提供してくれるこのイベント。ぜひご参加ください。