MOTEXが新たにセキュリティ対策のパッケージサービスを提供開始

MOTEXが新しいセキュリティ対策パッケージを発表

エムオーテックス株式会社（MOTEX）は、セキュリティサービスの「LANSCOPE」ブランドから、ペネトレーションテストとフォレンジック調査を統合した新しいパッケージサービスを2024年9月より提供すると発表しました。昨今、サイバーセキュリティの重要性が高まる中、企業や組織は迅速かつ効果的な対策を求めています。この新サービスは、そんなニーズに応えるものです。

サイバーセキュリティの必要性

現代のビジネス環境では、セキュリティリスクの把握とその改善が極めて重要です。特に、ペネトレーションテスト（侵入テスト）は、攻撃者視点でシステムに侵入を試みることで、企業のセキュリティ弱点を暴く手法として注目されています。これにより、マルウェアの感染拡大や情報漏洩といったリスクの発見が可能になります。

また、有事におけるフォレンジック調査は、デバイスにマルウェア感染が発生した際、その影響範囲や原因を突き止めるために不可欠です。MOTEXはこれら2つの重要なサービスを組み合わせ、企業がセキュリティ対策に対する投資をより効果的に行えるよう支援します。

ペネトレーションテストパッケージの内容

新しい『ペネトレーションテストパッケージ』は、専門のセキュリティエンジニアが短期間で攻撃者の立場からシステムに侵入を試み、企業内でのリスクを評価してレポートします。この手法は、従来の脆弱性診断とは異なり、実際の攻撃シナリオを模倣してリスクを洗い出すことに特化しています。

APT攻撃（高度標的型攻撃）が増加する中、MOTEXではこのパッケージを低コストで提供し、企業が迅速にセキュリティのチェックを行えるようポジショニングしています。シナリオに基づいたテストを通じ、実際の攻撃を受けた場合の影響をシミュレートし、その結果をもとに企業が今後のセキュリティ投資を検討する手助けをします。

インシデント対応パッケージについて

『インシデント対応パッケージ』も同時に登場します。このサービスは、デバイスがマルウェアに感染した際の迅速な反応を支援し、感染の原因や影響範囲を調査します。昨今の個人情報保護法（改正）により、企業には情報漏洩の報告義務が課されているため、インシデントへの初動対応が不可欠となっています。

MOTEXのフォレンジック調査は、経験豊富なエンジニアによるサポートが特徴で、オフィス外の端末についても調査が可能です。調査結果には復旧策や再発防止策も提案され、クライアントは必要な対策を一元的に考えることができます。

パッケージによる新しい価値の提供

MOTEXが提供するこのパッケージサービスは、従来の業務委託とは異なる簡便な手続きで受けられるため、企業の負担を軽減します。パッケージには事前に決定された内容が含まれているため、不明瞭な手続きや見積もりの必要がありません。これにより、企業は安心してサービスを利用でき、セキュリティ対策を必要なタイミングで実施できるようになります。