ジョニーウォーカーの環境計画
2021-11-25 13:22:18
世界No.1スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」のサステナビリティ計画で未来を守る
サステナブルな未来を切り開く、ジョニーウォーカーの挑戦
スコットランドが誇る世界No.1のスコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー」が、サステナビリティに向けた野心的な計画を発表しました。このプランは、環境保護と持続可能な飲酒体験を両立させることを目指しています。2025年と2030年の中期的な目標を掲げ、さまざまな革新に取り組んでいます。
2025年の計画
ジョニーウォーカーは、2025年までにスコットランド内の泥炭地88ヘクタールの修復と、100万本の植林を目指します。泥炭地は非常に重要な生態系であり、地球上の陸地のわずか3%しか占めていないにもかかわらず、陸上の炭素の30%を貯蔵しています。泥炭地の保全は、気候変動対策の鍵となることは明らかです。
さらに、主要商品のボトルに最低60%のリサイクルガラスを使用することで、年間13,000トンの炭素使用量を削減する計画もあります。
2030年の目標
2030年までには、ジョニーウォーカーのウイスキー製造プロセスで、100%のネットゼロカーボンを実現することを目指します。また、蒸溜所では再生可能エネルギーの利用を確保し、包装材については全てリサイクル可能または堆肥化できるものに切り替える予定です。この変更により、カーボンフットプリントが15%削減される見込みで、これはスコットランドとシドニー間の往復4,200航空便に相当します。そして、水の使用量も20%削減し、これに必要な水量はオリンピックサイズのプール76個分に相当します。
持続可能なソーシャル体験の重要性
ジョニーウォーカーは、飲酒体験の持続可能性に力を入れただけではなく、人々との対話を通じた持続可能なコミュニティの形成にも注力しています。創業者ジョン・ウォーカーのウイスキー製造への情熱から、自然の素材とのバランスを重視し、この理念を未来の世代へと継承していくことを信念としています。
彼らは、資源が有限であることを認識し、全ての人々がこの保護に関与することが不可欠だと考えています。
グローバルブランドディレクターのメッセージ
グローバルブランドディレクターであるジュリー・ブラムハム氏は、ブランドのスローガン「KEEP WALKING」に基づき、持続可能な行動が重要であると強調しています。彼女は「全員が地球資源の保護に役割を果たさなければならない」と述べ、現状を見て何もせずにいる選択肢はないと力説しています。私たちの選択と行動が環境に持続可能な変化をもたらすチャンスであり、小さな一歩が集まることで大きなシフトを生み出せると信じています。
ジョニーウォーカーの歴史と未来
1820年、ジョン・ウォーカーが始めた小さな雑貨店から「ジョニーウォーカー」はスターとなりました。ウイスキー製造プロセスのブレンディング技術を駆使し、多様な味わいを届けてきたこのブランドは、今や全世界で愛されています。ジャンルを超えて大勢の著名人にも親しまれ、英国王室からも支持されています。この長い歴史を通じて、ジョニーウォーカーは持続可能な未来に向けた責任を果たし続け、ウイスキーを通じて人々の暮らしにより豊かな価値を提供し続けるのです。彼らのこれからの取り組みに、私たちも注目していきましょう。
会社情報
- 会社名
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ディアジオ ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区赤坂ミッドタウン・タワー43階
- 電話番号
-
03-3470-8287