DVシェルター改修支援
2025-07-31 12:19:25

ペットを連れての避難を支援するDVシェルターの改修プロジェクト始動

DVシェルターの改修プロジェクトが始まった背景



最近、DV(ドメスティック・バイオレンス)に悩む女性たちにとって重要な避難場所が改修されることになりました。認定NPO法人オリーブの家が、岡山県津山市において、DV被害者とその子ども、そしてペットが共に避難できるシェルター環境を整備するため、クラウドファンディングを7月12日よりスタートさせました。

現状と課題



現在、オリーブの家が運営するシェルターには老朽化が進んでおり、ミニキッチンが冬場に凍結する恐れがある他、シャワーブースも不足しています。こうした状況では、子どもやペットを連れて避難することが難しく、暴力的な環境に留まらざるを得ない人が増えているのが実情です。このプロジェクトは、DV被害者が安全に避難できる環境を整えるため緊急の改修を目指しています。

プロジェクトの目的



このプロジェクトの目指すところは、DV被害に遭っている女性やその子ども、ペットが一緒に避難し、安心して生活を送れる環境を提供することです。クラウドファンディングの目標金額は200万円で、2025年7月12日から8月31日の期間に資金を集めます。特筆すべきは、ソニー銀行がこのプロジェクトの決済手数料を全額負担するため、寄付者の思いをダイレクトに社会課題解決に役立てることができる点です。

オリーブの家の活動内容



オリーブの家は、岡山県でDV・虐待被害者とひとり親家庭を支援する団体です。9室のシェルターを運営し、県内外からの受け入れを行っています。さらに、訪問支援や食料・生活用品の支援、学習サポート、自然体験学習など、様々なサポートを通じて困窮家庭の子どもたちとその家族の「生きる力を育む」ための伴走型支援を行っています。

DV被害者と災害の共通点



オリーブの家は、災害時にもシェルターを開放し、親子やペットの受け入れを行った経験がある団体です。DVも災害も、命を守るために家を捨てる選択を迫られる点で共通しています。最近の調査によれば、子どもやペットを理由にDVから逃げられない現実が、全国で続いています。

クラウドファンディングの詳細



今回のクラウドファンディングでは、避難者が自分らしく生活を再スタートできるよう、シェルターの改修や備品の整備を目指します。プロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」によって認定され、寄付促進と社会貢献を両立させたプログラムです。寄付は控除対象であり、多くの人がこの取り組みに参加することが期待されます。

オリーブの家についての情報



認定NPO法人オリーブの家は、2017年に設立された団体で、所在地は岡山県津山市です。代表理事は山本礼知で、彼女の強い思いがプロジェクトを駆動しています。ウェブサイトには詳細情報やお問い合わせのためのフォームが用意されており、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

このように、命を守るための大切なプロジェクトが進行しています。皆さんの応援と寄付が、必要な人たちの生活を大きく変えることにつながります。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人オリーブの家
住所
岡山県津山市中島232‐11
電話番号

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