デジタル化が進化する暮らし
積水ハウス株式会社は、国内最大級のデジタルイノベーション総合展「CEATEC 2025」において、主催団体である一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)と協力し、「暮らしのDXパビリオン」のオフィシャルコンセプトブースを設営しました。このブースでは、同社が開発したアプリサービス「PLATFORM HOUSE touch」を通じて、現代の住まいがどのようにデジタル化されているのかを体感する機会を来場者に提供しています。
「PLATFORM HOUSE touch」の特徴
このアプリでは、自宅の図面や機能を紐づけた形で、生活の質を向上させる様々な機能を提供しています。来場者は、アプリを使用して玄関の施解錠や照明、エアコンの遠隔操作を簡単に行える体験ができます。また、IoTデバイスを効果的に活用するためのサイバーセキュリティ対策もデモンストレーションとして展開されており、安全で安心なスマートホームの未来を垣間見ることができます。
サイバーセキュリティ対策と「CCDS」準拠
「生活のデジタル化」を進める中で、安全性は欠かせない要素です。積水ハウスは、CCDS(Connected Consumer Device Security Council)に準拠した製品・サービスを提供しており、その証明として「PLATFORM HOUSE touch」はスマートホーム分野で★2のサーティフィケーションを取得しています。これにより、IoT製品に関する安心感を顧客に与えることができます。
生活モーメントの解析
また、2023年9月には、株式会社博報堂と連携し、住まい手の「生活モーメント」をAIで解析する取り組みも始まりました。これは、生活ログから住まい手の行動パターンや潜在意識を可視化する試みです。お客様から取得したデータと一般的なデータを組み合わせることで、各人に最適化されたサービスを提供できる仕組みを構築しています。
積水ハウスが目指す未来
積水ハウスは、「健康」「つながり」「学び」という無形資産を重視し、これらを基に究極のパーソナライズを目指しています。未来の住まいを「世界一幸せな場所」とするために、同社は継続的に革新を追求していく意向です。
CEATEC2025の開催について
「CEATEC 2025」は、2025年10月14日から17日まで、千葉県幕張メッセで開催されます。このイベントでは、経済発展と社会課題の解決を両立させる「Society 5.0」を実現するため、様々な業界の技術や情報が集結し、未来のビジョンを共創する場が設けられます。積水ハウスのブースはホール4・5パートナーズ&グローバルパーク内に位置し、興味深い体験が待っています。
吉田裕明によるカンファレンス
さらに、積水ハウスの常務執行役員、プラットフォームハウス推進部長の吉田裕明氏によるカンファレンスも予定されています。10月15日の11:30から12:10に行われるこのセッションでは、住まい手の生活ログを活用した新たな価値の創出や、共創によるサービス提供の未来について詳しく紹介される予定です。
終わりに
積水ハウスが掲げる「PLATFORM HOUSE touch」は、デジタル化された住環境を通じて、私たちの生活がどのように進化するのかを示してくれます。この新しい時代、心地よく、そして安全に生活するための手助けとなることでしょう。ぜひ「CEATEC 2025」を訪れ、未来の住まいを体感してみてください。