気候変動の意識調査
2025-05-01 10:54:04

日本人は気候変動にどう向き合う?アジアでの意識調査結果を発表

日本における気候変動への意識と行動



一般社団法人Earth Companyが、アジア3か国(日本、インドネシア、シンガポール)を対象に行った気候変動に関する意識調査の結果が明らかになりました。この調査は、Livelyの協力により実施され、特に日本における人々の気候変動への向き合い方がどのようなものであるかを探求するものです。

調査の背景



気候変動が深刻な問題となる中で、私たち一人ひとりの意識や行動が問われる時代に入っています。Earth Companyは、気候変動に関連する企業向けの研修などを通じて、意識の重要性を説いてきました。この意識調査は、気候変動に対する人々の認識と行動の相関関係を明らかにし、気候変動にという問題に対してどのようにアプローチすべきかを考えるきっかけとなります。

調査の概要



調査対象は、日本、インドネシア、シンガポールに勤務する20~60代の男女713名。調査は2024年12月にインターネットを通じて匿名形式で実施されました。その結果、日本における気候変動に対する行動の割合が他国に比べて低いことが確認されました。

主な調査結果



1. 行動実施割合:日本は三カ国中で最も低い。
2. 意識と行動の相関:気候変動に対する意識と実際の行動には相関関係が見られることがわかりました。
3. 年代差:年代による行動の差異は少なく、若年層から中高年層にかけても意識の差はあまり見られません。
4. 家庭の影響:子どもや孫を持つ社会人は、意識と行動が他の層よりも高い傾向があります。

この調査を通じて、Earth Companyは「他人事」から「自分事」への意識のシフトを促進する重要さを提唱しています。

Earth Companyの見解



Earth Companyの代表は、気候変動による環境の複雑化や社会問題が増する中、自らの意識やあり方が常に問われるようになったと述べています。調査結果は、日本において気候変動に対する意識が低い現実を示す一方で、人々が無関心や無力感を克服し行動に移せる可能性を感じさせるものでした。

Livelyのコメント



Livelyの代表は、本調査において日本人の気候変動への行動が低調である理由が、意識の低さに起因していると指摘しています。このレポートは、「Be」の観点から日本国内の状況を浮き彫りにするものと位置付け、今後も持続可能な社会の実現へ向けた取り組みに参加し続ける意欲を示しています。

Livelyについて



設立以来、Livelyは持続可能な社会と環境に配慮した事業の創出に努めてきました。ネットゼロやサーキュラーエコノミーといった議題に関して、企業へのコンサルティングを提供しています。また、様々な背景を持つ専門家たちが集まり、革新的な発想による事業開発を行っています。私たちの活動を通じて、持続可能な未来の実現を目指します。

今後の地球環境のために、私たちができることは何か。この調査の結果が、その問いに対する一つの答えになればと思います。私たちの意識から行動へ、そして未来の世代へ、持続可能な地球を引き継いでいくために今一度考えてみましょう。


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会社情報

会社名
Lively合同会社
住所
東京都千代田区平河町2-5-3Nagatacho GRiD 5F
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