翠嵐ホテルの新コンセプト「和のアフタヌーンティー」
京都市右京区・嵐山に位置する「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」では、新たに隠れた魅力を発信するため、2025年3月1日より、明治期の漢詩「八賞軒詩」をテーマにした「和のアフタヌーンティー」を開始します。このイベントは、京都の季節の美しさを四章に分けて詩的に表現する特別なメニューを提供し、訪れる人々に非日常のひとときを提供します。
「八賞軒詩」は、幕末の文人画家・富岡鉄斎をはじめ、8人の詩人が嵐山の美しい八景を詠った作品です。春の桜、初夏の新緑など、その時々の自然美を言葉で表現したこの詩にインスパイアを受け、アフタヌーンティーは各章ごとにテーマを変更しながら提供されていきます。
第一章「花・新緑」のメニュー
最初の章は「花・新緑」をテーマとしており、桜の舞い散る幻想的な風景を和菓子で表現しています。具体的には、以下のようなメニューが用意されています:
- スモークサーモンと春キャベツのサンドウィッチ
- グリーンピースとベーコンの焼玉〆
- 海老と青柴漬けの裏巻寿司
- など、春らしい素材をふんだんに使用した一品。
- 幻想的な「花」かんてん
- 煎茶と柑橘を用いた「苔」ブッセ
- 和三盆の甘さがじわりと広がる「新緑」落雁
- フリーフローで楽しめる、全24種類の飲み物が並びます。特にフランスの老舗紅茶ブランド「DAMMANN FRÈRES」のダージリン ファーストフラッシュや、京都の茶舗「孫右ヱ門」の特選煎茶が楽しめます。
このアフタヌーンティーは、保津川のほとりで提供されるため、美しい嵐山の四季を感じながら、より特別な時間を体験できます。春から初夏にかけての風景を目の前にしながら、心和むひとときをお楽しみください。
料金と詳細
この新たな試みを通じて、古き良き時代の京都に浸りつつ、現代の感覚も加えた新しいカフェ文化を楽しむことができる機会です。趣のある雰囲気の中で、嵐山の魅力あふれる情景と共に、皆さまをお待ち申し上げます。
「茶寮 八翠」の魅力
築100年以上の「八賞軒」内に位置する「茶寮 八翠」では、歴史ある建物の佇まいを感じながら、四季折々の自然美を楽しむことができます。和のアフタヌーンティーを味わうだけでなく、「むしやしない」という京ことばで表現される、ちょっとした空腹を満たす美味しい料理を提供するお店としても、多くの人々から愛されています。
この特別なアフタヌーンティーに参加し、嵐山の美しい自然とともに、心温まるひとときをお過ごしください。