昭和精吾事務所が贈る「犬神の女」
2024年11月6日から7日まで、東京都南青山のMANDALAにて、昭和精吾事務所が主催するラジオドラマ『犬神の女』の公演が行われます。この特別な上演は、2022年の舞台『仮面劇・犬神』の全キャストが再結集し、新たな形での公開録音を試みるもので、今から注目が集まっています。
公演の詳細
公演期間は2024年11月6日(水)から11月7日(木)で、アーティスティックな空間での演出が期待されています。この公演は、来年1月に全国発売予定の『仮面劇・犬神』のDVDリリースを記念するもので、寺山修司が1964年に放送したラジオドラマの原作を基にしたものです。
チケットはカンフェティを通じて既に販売中で、一般の観客が楽しめるように手配されています。ぜひ公式サイトや公式X(旧Twitter)でさらに詳しい情報を確認してみてください。
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異なる舞台の魅力を堪能
特筆すべきは、この公演に参加するのが語りや音楽のプロ集団である昭和精吾事務所であることです。彼らは寺山修司のアングラ演劇において独自のスタイルを確立してきた専門家たちです。今回は、2022年公演でのバンドメンバーを含めてフルキャストが再結集し、ラジオドラマ収録だけでなく舞台の要素もふんだんに取り入れています。劇中では歌や踊り、さらには巨大な仮面も登場し、観客を魅了することでしょう。
さらに、ゲストライブとしてa_kira率いる「天使乃聲」によるパフォーマンスも予定されており、彼らは当時の劇中歌や幻の名曲を演奏します。このように多彩な演出が盛り込まれた公演は、単なる観劇だけではなく、参加者がさまざまな体験を楽しめる特別な機会となるでしょう。
「犬神の女」のストーリー
物語の根底には、「犬憑きと遊ぶと自分に犬が乗りうつる」という古い言い伝えが隠されています。犬神筋の家系に生まれた月雄は、祖母と二人三脚の生活を送りながら、その孤独を癒すために一匹の犬を飼い始めます。村に奇妙な事件が起きるにつれ、彼の生活がどのように変わっていくのかが描かれます。寺山修司独特の鋭い視点と幸福に関する洞察が織り交ぜられたこの作品は、今もなお多くの人々の心を掴んで離しません。
終わりに
これからの昭和精吾事務所の公演は、ただの演劇を超えたトータルエンターテイメントを提供することを目指しています。観客が五感を使ってその世界に没入できるように工夫されていますので、皆さんもぜひこの機会を逃さず、素晴らしい体験を手に入れてください。詳細な情報は公式なサイトをご覧ください。