JA三井リース、信栄からリース債権譲渡を完了
2025年9月1日、JA三井リース株式会社とJA三井リースオート株式会社は、東京都信用農業協同組合連合会が抱える子会社信栄からリース債権譲渡を完了したことを発表しました。この動きは、JAグループの経営基盤を強化し、地域の共創に資するための重要な一歩です。
1. 譲渡の背景と目的
全国のJA(農業協同組合)においては、持続可能な食料・農業基盤の確立という課題が山積しています。この状況に対し、JA三井リースグループは強力な金融基盤を有し、地域の経営合理化や事業拡大に向けたソリューションを提供しています。
今回の譲渡では、信栄が東京都内で運営するJAおよび系統組織15団体との機器リース契約及び一部の車両リース契約が対象とされ、リース契約がJA三井リースグループに集約されました。この集約により、ユーザーにとっての利便性が向上し、より包括的なソリューション提供体制が整います。また、業務のスケールメリットを活かし、取引を拡大させることも可能になるという期待が高まっています。
2. 中期経営計画「Sustainable Evolution 2028」
JA三井リースグループは、中期経営計画において「ビジネスモデルの進化」を打ち出しており、この施策を通じてパートナーとの連携をさらに強化する方針を掲げています。
今後、東京信連と連携しながら、各JAや地域社会が抱える課題の深い理解を目指し、付加価値のあるビジネス提案を実現していくことで、JAグループ全体の経営基盤の強化や地域共創の推進に貢献していくことを目指しています。
3. 信栄と東京信連の会社概要
- 名称: 株式会社信栄
- 所在地: 東京都国立市青柳1-29-23
- 設立年月: 1992年8月
- 代表者: 未記載
- 名称: 東京都信用農業協同組合連合会
- 所在地: 東京都立川市柴崎町3-5-25
- 設立年月: 1948年8月
- 代表者: 代表理事理事長 田代栄一
- URL:
hinren.jatokyo.or.jp
4. SDGsとの関連
今回のリース債権譲渡は、持続可能な開発目標(SDGs)に資するものであり、地域の農業基盤の強化と経済の活性化に寄与します。
お問い合わせ
この件に関するお問い合わせは、JA三井リース株式会社経営管理部コーポレートコミュニケーション室(電話:03-6775-3002、メール:
[email protected])までお願いします。
JA三井リースグループは、今後も地域社会と共に成長し、持続可能な社会を目指す取り組みを続けていきます。