子ども職業体験
2025-11-25 12:23:50

療養中の子どもたちに職業体験を提供する新イベント

療養中の子どもたちに向けた新たな職業体験イベント



2025年12月7日、東京都府中市に位置する東京都立小児総合医療センターで、特別な職業体験イベント「おしごとなりきり道場」が初めて開催されます。このイベントは、療養中の子どもたちに向けたもので、一般社団法人夢らくざプロジェクトが主催しています。長期の入院や通院の影響で学びの機会が制限される中、今回の取り組みは「学びの場」「社会との関わり」「未来への希望」を届けることを目的としています。

開催の背景


病気と闘う子どもたちは、病院生活により学業や友人との関係が制約を受け、将来に対する夢や関心を持つ機会が減少してしまうことが多いです。夢らくざプロジェクトは、医療現場における成長と心理的ケアの必要性を認識し、子どもたちに社会の一員としての実感を届けたいという強い想いからこのイベントを企画しました。

3つの柱


本イベントは次の3つの柱を基本に据えています。

1. 学びの支援: 職業体験を通じて将来の夢や興味を広げる。
2. 心理的サポート: 医療現場の外で大人と交流することで、笑顔や意欲を引き出す。
3. キャリア教育の一環: 退院後を見据えた職業教育のきっかけとなるようなプログラム。

イベントを通じて、こどもたちは自らの将来を見つめ直し、力を与えられることでしょう。

イベントの概要


イベントは午後1時30分から4時まで、東京都立小児総合医療センター講堂フォレストで行われます。対象は入院中または通院中の小学生から高校生で、主治医の許可が必要です。人気職業をテーマに、実際に活躍するプロが講師となり、体験型ワークショップを通じて子どもたちは仕事の楽しさや社会とのつながりを感じることができるでしょう。

体験できる職業


  • - ファッションデザイナー: 生地を組み合わせて洋服をデザイン
  • - キャンドルアーティスト: イメージを形にしてキャンドルを制作
  • - 建築家: 自分の家の模型を作成
  • - アナウンサー: 声の出し方を練習し、原稿を読む

なお、未就学児を対象にした「プレおしごと道場」で、クリスマスツリー作りも行われます。これにより、より多くの子どもたちが参加できる機会を提供します。

夢らくざプロジェクトとは


夢らくざプロジェクトは、こどもたちに職業体験の機会を提供し、次世代の「夢」を応援することを目的として活動している団体です。これまでに180種類以上の職業体験を提供し、約50,000人の子どもたちが参加しました。2023年には「こどもスマイルムーブメント大賞」にて「最優秀賞」を受賞するなど、活動の幅を広げています。

このようなプロジェクトが、療養中の子どもたちの未来に対する希望と夢を育む機会となることを期待しています。


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会社情報

会社名
一般社団法人夢らくざプロジェクト
住所
東京都品川区東品川4-3-3-504
電話番号
03-3458-0462

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