W2とRecustomer、戦略的API連携でEC事業を革新
W2株式会社(東京都中央区)は、Recustomer株式会社(東京都千代田区)が運営する購入体験プラットフォーム「Recustomer」とのAPI連携を発表しました。この連携によって、EC事業における顧客体験の向上とコスト削減が実現します。
連携の背景と目的
近年、オンラインショッピングの急増に伴い、ECサイトでの返品・交換対応がますます重要な課題となっています。Recustomer社の調査によれば、2023年度のECサイト全体の返品率は6.61%と、昨年から2.2%増加しています。さらに、これに対応するEC事業者も68.3%に達し、これは前年から12.1%上昇した数字です。このような背景を踏まえ、W2とRecustomerのAPI連携が実現しました。
業務の複雑化が進む中、多くの企業が人手不足の影響を受けており、手動での返品や交換手続きは労力を必要とし、対応が遅れる要因となっています。これにより、顧客満足度が低下するリスクもあるため、業務効率化と顧客体験の同時向上が求められています。
連携内容と効果
新たに始まるAPI連携により、W2のECプラットフォームを利用する事業者は、Recustomerのサービスを活用できるようになります。具体的には、商品購入後の配送追跡、返品・交換・キャンセルの業務自動化を通じて、運営負担を軽減し、顧客に対しても高品質な体験を提供します。これにより、売上の向上が期待されます。
Recustomerのサービス
- - 配送追跡: 顧客にお届け予定日を通知し、商品の追跡を行うことで、顧客体験を向上させます。
- - 返品・交換・キャンセル自動化: これにより顧客は手間なく手続きを行うことができ、業者も効率よく業務を進めることが可能です。
特別ウェビナーの開催
この連携を記念して、W2とRecustomerは特別ウェビナーを開催します。このウェビナーでは、Recustomerの機能や特徴を紹介し、実際のデモ画面を通じて具体的な活用法を解説します。参加は無料で、2024年9月19日にオンラインで行われます。興味のある方は公式サイトからお申し込みください。
W2とRecustomerの今後
W2は、EC事業が進化する中で、商品購入後の顧客体験をさらに向上させるための取り組みを継続していきます。自社のステートメントである「コマースを前へ、生活を前へ、世界を前へ」を掲げ、事業者との協力を通じてeビジネスの拡大に寄与したいと考えています。消費者のニーズに耳を傾け、EC業界でのさらなる成長を目指していく姿勢を堅持しています。
W2とRecustomerの今回の連携は、まさに時代の要請に応えた結果であり、今後のEC業界において注目の施策となることでしょう。
詳細については、
W2株式会社の公式サイトをご覧ください。