株式会社ティップネスがFASTGYM24に「hacomono」を導入
株式会社ティップネスは、自社が運営する「FASTGYM24」において、ウェルネスおよび運動施設向けのマネジメントシステム「hacomono」を新たに採用したことを発表しました。この新システム導入の背景には、従来の運営方法では従業員の業務負担が大きく、顧客サービスが十分に提供できていないという問題がありました。
従来のシステムの課題
FASTGYM24で以前使用していたシステムでは、入会手続きにおいて店舗での対応が不可欠で、利用開始までに数日間かかるケースが見受けられました。これにより、潜在的な入会希望者を逃す恐れがあり、業務効率の低下が懸念されていました。また、店舗スタッフは手作業によるシステムへの入力や書類の整理、口座振替書の郵送など、事務仕事に追われていました。
このような状況の中で、競合他社が新しいシステムを導入していく中でFASTGYM24もDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める必要があり、手続きのオンライン化を実現する「hacomono」を選ぶに至ったのです。
hacomonoの導入決定事項
ティップネスが「hacomono」を選んだ理由は、以下のポイントに集約されます:
- - 大手ジムでの実績が豊富
- - 入会から予約、決済までを一元化できるシステム
- - 操作が簡単で高いデザイン性、定期的な機能アップデートが可能
- - 大規模なデータ移行を行うプロジェクト推進力
これらの要素が、hacomonoを選ぶ上での決定的な要因となりました。
導入後の効果
新システムを導入してからわずか2ヶ月半で、入会者数は前年比110%を超え、一部店舗では120%に達しました。事務作業が軽減されたことでスタッフは顧客対応に集中することができ、店舗の評価も向上。これにより、さらに多くの新会員獲得につながったとしています。
株式会社ティップネスのFASTGYM24事業企画部長、中村大介氏は「競合他社がDXを進める中、アナログからデジタルへ移行することが不可欠であった。選定においてはhacomonoの豊富な実績と将来性を重視した」と語っています。彼は導入後の早い段階で期待を上回る成果が出たことに驚いているようです。
さらに、hacomonoの導入により、24時間オンラインでの入会が可能となり、顧客を待たせることなくスムーズなサービス提供が実現。これによりスタッフは、顧客一人ひとりに寄り添った質の高いサービスの提供に今後はより注力できます。
FASTGYM24の魅力
FASTGYM24は、ティップネスが展開する24時間営業のフィットネスジムで、マシン特化型の魅力があります。高品質な教育体制を整え、駅近で営業しているため利便性も高いです。また、ティップネスの他の総合クラブとの相互利用が可能で、さまざまなフィットネスの手法にアクセスできます。これにより、様々なライフスタイルのニーズに応えるトレーニング環境を実現しています。
まとめ
新しいシステム「hacomono」の導入により、FASTGYM24は業務効率化と顧客サービスの質を大幅に向上させることができました。今後もこの流れを引き続き進め、さらなるサービスの向上と顧客の拡大を目指していくようです。