フクシマガリレイ、全日本ジュニアテニス選手権に協賛
フクシマガリレイ株式会社は、2025年の全日本ジュニアテニス選手権に協賛することを発表しました。この大会は東京の有明テニスの森で開催され、8月に行われる予定です。この協賛は2023年から続く取り組みの一環で、同社は暑熱対策のために新たな技術を導入し、選手たちのパフォーマンスをサポートします。
暑熱対策の具体的内容
大会期間中、日本テニス協会が定めた『熱中症予防 JTA 公式テニストーナメント開催ガイドライン』に基づき、フクシマガリレイは知見を活かし、蓄冷剤用急速凍結庫や製氷機を活用した対策を講じます。この策は、2017年に設立された実業団女子テニス部の活動から生まれたもので、選手たちの熱中症対策に寄与することが期待されています。
今回の大会では、アイスバスの温度管理を行い、ふだんあまり見られない業界初の技術、単相100V仕様の蓄冷剤用急速凍結庫を用いて、選手たちへ迅速にアイススラリーの提供を図ります。
新しい製氷機の導入
さらに、タンク式チップアイス製氷機も導入する予定です。この製氷機は給排水設備が不要で、どこでも簡単に設置できるため、多様な場面で結果を出すことができます。メディカルアイシングなどのニーズにも対応し、選手たちの安全とパフォーマンス向上に貢献します。
地域貢献への思い
フクシマガリレイは、単なる製品の供給に留まらず、テニス部員や社員が運営に参加することも計画しています。地域社会との強い結びつきを持っており、未来のスポーツ振興へも大きく寄与します。
全日本ジュニアテニス選手権について
全日本ジュニアテニス選手権は、将来国際舞台で活躍する選手を育成するための重要な大会です。毎年8月に開催され、U12からU18、さらには車いすテニスも対象とし、選手たちが若い時期から切磋琢磨する場所でもあります。
上位入賞者は、世界スーパージュニアテニス選手権大会や全日本テニス選手権に推薦される他、ジュニア遠征強化チームの選考対象にもなるため、非常に重要な位置付けを持つ大会です。
フクシマガリレイの実績
フクシマガリレイは、2017年に実業団女子テニス部を発足させた後、数々の成果を上げてきました。2019年には全国実業団対抗テニストーナメントで準優勝を果たし、創部3年目には日本リーグにも参加。今後も、選手たちがさらなる成功を収めるための環境作りに全力を尽くします。
このような背景から、フクシマガリレイは協賛を通じて、ジュニア選手たちの素晴らしい機会を支えていく姿勢を貫いていくことでしょう。地域に根ざした活動を行うことを通じて、細やかなサポートを続けていくことが期待されます。