おくの平安コレクション
2024-06-26 13:04:19

平安時代の装束に魅せられる!イラストレーター・おくの創作装束図鑑&コミック集

平安時代の装束をテーマに描く、イラストレーター・おくの創作作品集!



「平安コレクション 衣装図鑑+コミック集」は、人気イラストレーター・おくが平安時代の装束をテーマに描いた、イラストとコミックのオムニバス作品集です。本書は、個性的な“衣の商人”を中心とした物語と、精緻なイラストで描かれた平安装束の世界を堪能できる、唯一無二の創作図鑑となっています。

平安時代の装束をテーマにした短編コミックと装束図鑑



おくは、和テイストの世界観を創出するイラストレーターとして、装画や大河ドラマ公式サイトのイラストなどを手掛け、漫画家としても活躍しています。本書では、その持ち味を活かした、平安時代の装束をテーマにした短編コミックと、まるでファッション誌のような装束図鑑を収録。平安時代の文化や美意識に触れながら、おくの世界観に浸ることができます。

全ページ描き下ろし!



本書は、すべて描き下ろしの作品で構成されています。美麗なイラストと、時代背景や登場人物の心情が伝わるストーリー、そして細部までこだわって描かれた装束の数々。まさに、平安時代の装束の世界に没頭できる一冊と言えるでしょう。

翔泳社「IMAzine」シリーズ第2弾



本書は、翔泳社のミニ画集シリーズ「IMAzine」の第2弾です。IMAzineは、イラストレーターや漫画家の個性と世界観を存分に楽しめる、テーマ付きの画集シリーズです。今後も、様々なテーマの画集を刊行予定とのことなので、今後の展開にも期待が高まります。

書籍概要



タイトル: 平安コレクション 衣装図鑑+コミック集
著者: おく
発売日: 2024年6月26日
定価: 1,650円(本体1,500円+税10%)
判型: A5・128ページ

目次:

プロローグ
第1話 狩衣を着た男 [装束紹介]狩衣(男性のラフな普段着)
第2話 武官束帯を着る誇り [装束紹介]武官束帯(軍服)
第3話 嫁入り道具の女房装束[装束紹介]女房装束(貴族女性の正装)
第4話 正装の束帯、私服の直衣[装束紹介]束帯(男性の正装)、直衣(男性の普段着)
第5話 童衣装を着た予言者[装束紹介]童衣装(子供服)
第6話 凶服を用意する時[装束紹介]凶服(喪服)
エピローグ

著者プロフィール



おく
2000年生まれ。イラストレーター、漫画家。イラストレーターとして、装画やキービジュアルを手掛けるほか、2022年には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』公式サイトのイラストを担当。漫画家としては、『SAMURA』『梅花の想ひ人 日本昔噺選集』(いずれもKADOKAWA)など。

「IMAzine」について



「IMAzine」は、「ILLUSTRATION」シリーズ、「ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK(IMV)」シリーズに次ぐ、翔泳社のミニ画集シリーズです。IMAzineは、Imagine(想像)+ZINE(好きなものを自由な手法でひとつにまとめた冊子)を組みあわせた造語で、各作家の自由な発想や描きたいテーマを軸に、「作家の世界観を存分に楽しんでもらう」ことをコンセプトとしたテーマ付き画集のレーベルです。A5判で価格は1000円台、気軽に手に取りやすいのも特徴です。

平安時代の美意識と物語に酔いしれる!



「平安コレクション 衣装図鑑+コミック集」を読んだ感想は、一言で言えば「美しい」の一言に尽きます。イラストレーター・おくが描く、平安時代の装束は、色彩豊かで、細部まで丁寧に描かれており、見ているだけで心が躍ります。

特に印象に残ったのは、各装束にまつわる物語です。変わり者の“衣の商人”を中心とした、コミカルで温かいストーリーは、平安時代の文化や人々の暮らしを、より身近に感じさせてくれます。それぞれの装束が、登場人物たちの個性や背景を物語っている点も、非常に興味深かったです。

また、本書は、単なる装束図鑑ではなく、まるで平安時代のファッション誌を読んでいるような感覚にさせてくれます。現代の視点でアレンジされた、個性的な装束の数々は、新鮮で、見ているだけでも飽きません。

さらに、本書を通して、平安時代の文化や美意識について学ぶこともできました。当時の貴族たちの華やかな生活や、装束に込められた意味、そして現代に受け継がれる伝統など、様々な発見がありました。

本書は、平安時代の装束に興味がある人だけでなく、イラストやコミックが好きな人にもおすすめです。美しいイラストと、心に響く物語で、豊かな時間を過ごせる一冊です。

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