島根銀行のAIツール
2026-04-08 13:12:31

島根銀行がAI活用した経営支援ツール「デジ社長 for banker」実証実験開始

島根銀行と株式会社ウェイビーが手を組む



島根銀行が、地域企業の経営支援を強化するために、新たにAIを活用した対話支援ツール「デジ社長 for banker」の実証実験(PoC)を開始しました。この取り組みは、特に中小企業が直面する課題に対して、DX(デジタルトランスフォーメーション)とAIを駆使して解決を図るものです。株式会社ウェイビー(東京都渋谷区)が開発した本ツールは、従来の訪問型のサポートでは難しい迅速かつ的確な情報提供を実現します。

背景と必要性


現在、多くの地域企業の経営者は、物価の高騰や人手不足といった市場の変化に苦しんでいます。このような状況下、金融機関が提供する「経営の伴走支援」が強く求められています。しかし、現場の行職員には訪問準備の時間が取れない、社長と何を話せばよいか分からないといった不安が広がっており、その結果、支援が十分に展開されていないというのが実情です。

この課題を解決するために、島根銀行は「デジ社長 for banker」のPoCを着手しました。具体的には、行職員が企業名など公開情報をシステムに入力するだけで、AIが迅速に経営者プロフィール、企業や業界分析、情報提供レポートを作成します。この情報を基に、金融機関の行職員は自信を持って顧客との質の高い会話を促進し、より充実したサポートを行うことができます。

「デジ社長 for banker」の主な機能


  • - 経営者のプロフィール分析:対面する経営者の情報を可視化し、効果的なコミュニケーションを支援します。
  • - 企業・業界分析:企業の過去から未来の動向を捉え、事業性評価の基礎を提供します。
  • - 情報提供レポート:経営者へのニュースやビジネスマッチング、補助金情報を整理して提供します。

AIが瞬時に情報を整理することで、行職員は準備時間を大幅に短縮し、経営者のニーズに先回りした質の高い対話へと導くことが可能になっています。

島根銀行の取り組みと今後の展望


島根銀行の企業支援室の室長、原田和幸氏は次のようにコメントしています。「当行では中期経営計画の一環として『ふるさと山陰活性化プロジェクト』を推進し、地域との共通価値の創造を目指しています。『デジ社長 for banker』を導入することで、準備時間を削減しながら、よりニーズに応じた支援を提供できることに感激しています。」

2026年秋の正式リリースに向け、4月よりこのツールのプロトタイプ版を用いた実証実験が開始され、現場からのフィードバックを基に機能の改善やUI/UXの見直しが行われます。このPoCでは、質の高い検証を維持するために、少数の地方銀行や信用金庫のみが参加対象であり、既に複数の参画が決まっています。

PoCへの参加は今がチャンス


参加を希望する金融機関には、特別価格での提供や現場からの声を反映した開発への参画もメリットとして用意されています。この取り組みを通じて、「現場の行職員が主役になる環境」を一緒に構築し、地域企業の成長を加速させる意欲的な金融機関からの参加を期待しています。

お問い合わせ


このプロジェクトについて詳しい情報を知りたい方は、株式会社ウェイビーの担当者、竹田将史さんまでご連絡ください。Email: [email protected]


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会社情報

会社名
株式会社ウェイビー
住所
東京都渋谷区渋谷3丁目5−16 渋谷三丁目スクエアビル 2F
電話番号
03-5216-2121

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