三井情報が新たな業務管理プラットフォームを導入
三井情報株式会社は、イスラエルのmonday.com社と提携し、2024年9月に業務管理プラットフォーム「monday.com」の提供を開始します。これにより、国内企業において業務の運営状況を可視化し、効率的なオペレーションやプロジェクト推進を支援します。
業務の可視化と効率化の必要性
現代の企業は多くのシステムを導入し、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を図っていますが、その結果として社内での情報共有がしづらい環境が生まれています。特に、働き方が多様化する中で、組織内部やチームメンバー間の業務進捗やリソース状況を把握することが以前より難しくなってきています。これに対抗する形で、monday.comは業務の見える化を促し、維持管理の効率化を実現します。
monday.comの多彩な特長
直感的なインターフェース
monday.comは、誰でも簡単に利用できる直感的で柔軟な操作性を持っています。非エンジニアであっても、あらゆる業種や組織の業務をノーコードで構造化、可視化、協働化できるため、迅速に業務プロセスを効率化することが可能です。利用者は、業務の進行に伴い、必要な項目を容易に追加・変更できるため、変化に応じた迅速な対応ができます。
効率的なコミュニケーション機能
monday.comはコメント機能やタグ付け、メンション機能を通じて、利用者同士のコミュニケーションを円滑にします。タスク単位での通知やリマインダーによって、プロジェクトの進行状況をリアルタイムで把握できるため、業務がスムーズに進行します。
自動化機能で業務を効率化
このプラットフォームは、リクエストや問い合わせを自動的に処理し、適切な担当者にタスクを割り当てることが可能です。また、利用者自身が複雑な作業の自動化を容易に行えるため、業務全体の効率化が期待できます。
三井情報の活用例
三井情報では、リカーリングビジネスに関連する契約更新業務や保守契約の管理をmonday.com上で自動化した「ポータルサイト」を活用しています。このサイトでは、契約の更新の有無や見積情報の送付、注文書の取得などの業務を自動で行うことにより、大幅な業務効率化を実現しています。
未来に向けた取り組み
三井情報は、MEDACAシリーズを通じてユーザー個々の働き方に最適なソリューションを提供することを目指しています。今後も業務効率化や生産性の向上に加えて、システムの内製化を促進し、企業のDX推進を支援する取り組みを進めていく方針です。
参考資料
monday.comは、作業管理ツールを容易に構築できるプラットフォームで、世界中で多くのユーザーに利用されています。三井情報とmonday.com社の提携により、国内の企業は新たな業務管理の視点を得られることでしょう。