アオキスーパー、AIを活用したクーポン配信最適化実証実験を開始
株式会社アオキスーパー(名古屋市、青木俊道社長)と、東芝テックの子会社であるジャイナミクス株式会社(東京都品川区、古山浩之社長)は、2026年の7月からアオキスーパー全店舗において、ジャイナミクスが開発した『プロモーション最適化AIモジュール』を使用したアプリクーポン配信の最適化に関する実証実験を行うことを発表しました。
この実証実験は、アオキスーパーが自社アプリにクーポン機能を搭載することに伴い、個々のアプリ会員の購買データや関心をAIが分析し、最適な商品クーポンを配信するという取り組みです。具体的には、クーポン利用率の変化などを測定し、その効果を検証していきます。
背景と目的
近年、スマートフォンの普及やライフスタイルの変化によって、消費者との接点が大きく変化しています。これにより、従来の新聞広告に代わるデジタルを活用した新しい販促戦略の必要性が高まっています。
アオキスーパーでは、自社アプリを通じて幅広い世代との接点を強化するため、従来の一律のクーポン配信から、パーソナライズされた施策への転換を進めています。これにより顧客ごとのニーズに応えるとともに、アプリの継続的な利用を促進する狙いもあります。
実証実験の具体的な内容
実施概要:
実証実験では、アオキスーパーのアプリ会員データおよび購買データを元にジャイナミクスの『AIモジュール』を用いて、最適なクーポンを算出します。クーポン利用率の変化やその効果の持続性を検証することが目的です。
対象店舗:
アオキスーパーの50店舗で実施されます。
実施時期:
2026年7月から2027年1月までの予定です。
検証内容:
- - AIを活用したクーポンの販促効果
- - AIを使った販促業務の定着性と持続性
- - 販促業務の作業負荷
各社の役割:
- - アオキスーパー: 実施場所の提供およびアプリクーポンの企画運営
- - ジャイナミクス: データ分析およびAIを活用したクーポン配布の設計と効果測定
プロモーション最適化AIモジュール
ジャイナミクスが開発した『プロモーション最適化AIモジュール』は、小売企業の会員データを基に、個々の消費者に合わせたクーポン配布をサポートします。これにより、顧客に対して「使いたいクーポンが届く」という体験を提供し、販促活動の質を高めることが期待されています。
結論
3社はこの実証実験を通じて得られる知見をもとに、AIを活用した販促施策の高度化を進めるとともに、顧客体験の向上と企業の生産性の向上を図る新たな販促モデルの確立を目指しています。クーポン施策の進化により、消費者とのコミュニケーションが円滑になることが期待されます。