九州工業大学との共同研究契約でペロブスカイト太陽電池の実現へ

九州工業大学との共同研究契約締結について



株式会社環境フレンドリーホールディングス(以下、当社)は、このたび国立大学法人九州工業大学(以下、九州工業大学)との間でペロブスカイト太陽電池などの分野における共同研究契約を結びました。この研究は、当社が取り組む次世代の再生可能エネルギーの強化を目指す一環となります。

共同研究の目的と背景



当社では、次世代の再生可能エネルギーとして、軽量で高効率を誇るペロブスカイト太陽電池の事業展開を計画しています。新たに設立するショールームでは、東京都内で製品や技術を直接体験していただける環境を整え、国内の顧客や投資家に対してその魅力を伝えることを目指します。

ペロブスカイト太陽電池は、次世代型の太陽光パネルとして注目を集めていますが、耐久性や環境負荷に関する課題も存在しています。これらの問題解決には、研究開発面で高い国際評価を受けている専門家との連携が不可欠です。そこで、九州工業大学の馬廷麗教授と共同研究を進めることとなりました。

研究の詳細



この共同研究は、2025年7月1日から2026年6月30日までの期間にわたり実施されます。具体的には、以下のような内容が含まれます。
  • - ペロブスカイト材料の構造最適化と新規組成の探索:効率を更に高め、より高性能な太陽電池を目指すための材料研究。
  • - 高効率化に関する情報収集と助言:先端技術の収集とそれをもとにした適切なアドバイス。
  • - 製造コストの低減に向けた低温プロセスの開発:コストパフォーマンスの向上に貢献する製造技術の開発。

九州工業大学の役割と専門性



九州工業大学の馬廷麗教授は、ペロブスカイト太陽電池分野で数多くの技術的成果をあげており、産学連携や標準化、社会実装の推進においても経験豊富な専門家です。このような貴重な人材との共同研究を通じて、当社はペロブスカイト太陽電池の研究を加速させることが期待されます。

今後の展開



当社Groupでは、147MWの太陽光発電所を対象に既存設備の性能向上やリパワリングを計画しています。また、既存の取引先や金融機関が関与する大規模発電事業との協力を進め、ペロブスカイト太陽電池の普及に向けた可能性を探ります。さらに、国の次世代エネルギープロジェクトとの連携を通じて、持続可能なエネルギーの生産設備導入を進めていきます。

国際競争力を有する製品の供給体制を確立し、国内外の需要に応える基盤を築くことで持続可能なエネルギー社会の実現に寄与し、企業価値の向上を図ります。

お問い合わせ



この件に関する詳細は、以下の窓口までお願いいたします。

会社情報

会社名
株式会社環境フレンドリーホールディングス
住所
東京都港区西新橋三丁目24番9号飯田ビル9階
電話番号
03-6261-0190

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。