健康生活をサポートする「とほ活」と「ヘルスコネクト」の連携
富山市は、市民の歩く生活 を推進するために開発した公式アプリ「とほ活」に、新たにGoogleが提供するプラットフォーム「ヘルスコネクト」との連携機能を追加しました。この連携により、利用者はさまざまな健康データを簡単に管理することができ、日常生活の質を向上させることが期待されています。
「とほ活」とは?
「とほ活」は、富山市が市民の健康管理を支援するために提供しているアプリです。アプリ内では、ユーザーが毎日の歩数、体重、体脂肪率、年ごとの健康診断結果を記録することができます。加えて、地域のイベントや施設と連携した機能も搭載されており、ウォーキングを促すチャレンジ機能や公共交通の利用促進機能もあります。これにより、市民は楽しみながら健康作りに取り組むことができ、アプリ内で貯まったポイントを地元企業が提供する賞品に応募することも可能です。
ヘルスコネクトについて
「ヘルスコネクト」は、Googleが提供する個人の健康データを一元管理するためのプラットフォームです。これにより、さまざまなアプリやウェアラブルデバイスから得られる健康データが集約され、手軽に確認できるようになっています。
連携によってできること
「とほ活」と「ヘルスコネクト」を連携させることで、ユーザーは外部のアプリやデバイスで計測した歩数や体重、体脂肪率を「とほ活」に直接反映させることができるようになります。具体的な利用シーンとしては、Google FitやFitbitなどのデータが活用される予定です。
この連携により、ユーザーは健康管理が一層容易に行えるようになり、自分の健康状態をリアルタイムで把握できるメリットがあります。
富山市の健康づくりの取り組み
富山市は、市民がより健康的な生活を送れるよう、多角的に対策を進めています。これらの取り組みは、地域の企業や行政との連携によって実現されています。「とほ活」の利用促進やポイント制度によって、健康に対する意識を高めるとともに、地域活性化にも寄与することを目指しています。
キュアコード株式会社の役割
「とほ活」を開発したのは、富山に本社を置くキュアコード株式会社です。この会社は、医療やヘルスケア分野のアプリやWebシステムを専門に開発しており、自治体や研究機関との産学連携も積極的に行っています。彼らの使命は、IT技術によって健康を保ち、病気を予防することで、より良い社会をつくることです。
【キュアコード株式会社の概要】
- - 創業年: 2011年
- - 本社所在地: 富山県富山市総曲輪一丁目5番24号
- - 代表取締役: 土田史高
- - 公式ウェブサイト: キュアコード株式会社
今後、「とほ活」と「ヘルスコネクト」の連携によって、富山市民が健康で活気に満ちた生活を送れることを期待しています。