サイバー攻撃対策
2025-09-16 12:13:48

サイバー攻撃対策を強化する新サービスを三菱電機が発表

サイバー攻撃対策を強化する新サービスを三菱電機が発表



三菱電機デジタルイノベーション株式会社は、サイバー攻撃への対策を強化するための「セキュリティログ分析サービス」の提供を2025年10月1日から開始することを発表しました。この新サービスは、企業がサイバー攻撃を迅速に発見し、適切に対策を講じるための一括支援を提供します。特に、巧妙化する標的型攻撃への対応が求められている現在の状況において、企業経営におけるリスク管理が不可欠です。

新たなサービスの概要


この「セキュリティログ分析サービス」は、標的型攻撃対策と連携し、さまざまなログ形式に対応するセキュリティ情報およびイベント管理(SIEM)機能を備えています。SIEMはセキュリティ関連のデータをリアルタイムで分析し、不審な活動を検知する仕組みです。当社のセキュリティオペレーションセンター(SOC)が24時間365日体制で監視を行い、迅速なインシデント対応を実現します。

この新サービスの導入により、クライアントはSIEMやSOCを個別に選定する必要がなくなり、手間を省きつつも、高度なセキュリティ監視が可能になります。導入の負担を軽減するだけでなく、セキュリティ体制を強固にすることが期待されています。

サービスの特長


本サービスにはいくつかの独自の特長があります。まず、標的型攻撃に特化した高度な検知ルールがSIEMに組み込まれ、巧妙なサイバー攻撃を迅速に捉えることが可能になります。これは、従来のセキュリティ対策では気付きにくい脅威を早期発見し、被害を未然に防ぐために不可欠です。

次に、多様なログ形式に対応したSplunk社のSplunk Cloudを利用し、安定した運用をサポートします。これにより、ログの量を適切に管理し、無駄なコストを抑えることが可能になります。クライアント企業にとって、運用負荷の軽減や、適正な費用でのサービス提供が大きなメリットです。

また、SIEMの導入時に課題となるログの取り込みを容易にするオプションサービスも提供されます。これにより、クライアントは必要なログを効果的に管理でき、結果的に運用効率の向上が期待されます。

今後の展開


三菱電機デジタルイノベーションは、2026年度中に「ログ分析支援サービス」を追加で提供する予定です。このサービスはSplunkソフトウェア上で行うログ分析を支援し、さらなるセキュリティ強化を提供することを目的としています。これにより、高度な脅威への対応がさらに充実していくことでしょう。

三菱電機デジタルイノベーションの取り組みは、サイバー攻撃の発見から対策にいたるまでの一貫したサポートを提供し、企業の厳しいセキュリティ要件に応えるものです。今後もこの分野での進化と成長が期待されます。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
三菱電機デジタルイノベーション株式会社
住所
東京都千代田区丸の内二丁目7番3号(東京ビル)
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。